2017年02月21日

1/6 ランナウェイ 2

音楽にビジュアルはありません。音として存在するからこそ音楽なのです。
目に見えないから美しい、それが音楽と言う芸術です。

「本当に大切なことは、目には見えないんだよ」
そうでもないでしょう、人相には性格が出る物です。割といろいろ見えます。

感情は表情や態度に表れます。目には見えない心の動きが目に見える形で表れます。でも、微妙な表情や僅かな仕草から相手の真意を読み取って適切な対応を返す、そんな、和を重んじる日本人が発達させた、人間関係を維持する高度な能力は、外国人労働者には期待できません。

「言わなくても分かれ」とか、「指示される前にやれ」などの、日本の職場でよく聞く年寄りの慣用句は、日本人相手なら通じますが、外国人労働者相手には全く通用しません。事実、外国人労働者は説明されなければ何一つ理解できず、何もかも一々命令されなければ実行しません。コンピュータみたいにバカなのが外国人労働者だと思ってください。日本人だけが使える「察する」なんて能力は、外国人にとっては習得不能な超能力か、実在しない魔術なのです。そして外国人に日本語は通じません。

これから外国人労働者を雇うつもりでいる企業経営者の皆さんは、その事をよく肝に銘じてから、もう一度考え直してみて下さい。MBAで習った通り、従業員に払う給料を余計なコストと勘違いして削減対象とみなし、日本人の代わりに外国人労働者を雇う事で貸借対照表のコストの数字だけを小さくできたとしても、それで企業収益が本当に改善されるのでしょうか。

言われなければ何もしない、契約以上の労働は絶対にしない。時間外労働なんて間違ってもしないし、させたら雇用主が罰せられる。下手な英語も聞き取らない、日本語の微妙な言い回しは永遠に理解できない。ましてや労働を喜びではなく苦役としてしか認識できないから、製品に魂を込める日本人と同じ精度の仕事なんてできる筈もない。

自社の莫大な資金と膨大な時間をかけて育成しても、その外国人労働者はいずれ居なくなります。同業他社がより良い条件で引き抜くでしょう。外国人労働者に愛社精神などありません。一円でも給料の高い方に尻尾振って消えます。外国人労働者など雇っても、いくらかけて育てたとしても、自社の将来を任せられる人材にはなり得ないのです。そんな外国人労働者で、企業が黒字化すると本当に思いますか。

備品は片っ端からなくなる、財布も現金も落としたが最後二度と返って来ない。以前は誰かが拾って届けてくれたのに。自販機やパーキングメーターなど色々な物がしょっちゅう壊される様になる。倉庫の何か所かが小便臭くなった。ある日の朝、会社の正面玄関の前に大便が転がる。そんな日がどんどん多くなる。窓が割られて書類と金庫が盗まれているのが発見される。警備員を新たに雇わなければならなくなる。従業員に支払う給料は削減できたのに。

地域の住民からあんたんとこの外国人労働者がうるさくて臭くて生活できないと苦情が来る。そんなに大勢雇っていないのに、なぜか大量の外国人が住宅街にうろつく様になった。昼間から何もしないでゴロゴロたむろしているので、危なくて子供だけで外出させられない。通園バスには二人以上の警備員が同乗しないと送迎できなくなり、あんたんとこが外国人労働者なんか雇ったからこうなったのよと、その費用と精神的苦痛に対する慰謝料を払えと裁判を起こされる。外国人労働者を雇うと言うのは、大体こう言う事です。



1/6 アオシマ Pioneer Runaway SK-900
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割と有名なキットの様です。ネットでもそこそこ見かけます。
購入価格は80円です。もちろんイデオンの店で。50円だったかも知れません。

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中帯付き、いかにも昔のキットです。今は全然見かけませんこんな帯。やっぱりコストカットなんでしょうが、元々何のためにあったのかが分かりません。一説では破損防止のための揺れ止めとか。でも、これがあると豪華な感じがします。余計なサービスなのかもしれませんけど、こう言うちょっとした気遣いが感じられる古いキットっていいなと思います。昔のキットにはすげー雑な商品もあるけど。
電飾模型ですがムギ球は別売り。電池も当然入ってません。菱形接着剤は入ってました。それと水貼りデカールは当然として、なぜか普通のシールが入ってます。キットのカセットテープに貼るシールに加えて、全然かわいくない漫画絵が数点、余計な面積を占拠しています。何アレ。どう考えても誰も欲しがらないのに。あと、チラシが。
アオシマオーディオシリーズなんて銘打ったら、まるでアオシマが作った家電みたいです。
左ページはその1/6オーディオシリーズの紹介。右ページにリバティ。でもリバティって、ソニーのステレオでは? あれは80年代後半ですか。これは多分80年頃。そして、黄金の80年代が始まるのです。
裏側はバイク。ZERO-HANGって50ccの事ですね。ゼロハン。バイクとかコンポとか、いかにも若者向けのチョイスです。模型だけど。

つまり、皆が羨むこれらの本物を持っていれば、君もモテモテ、青春バリバリだったと。今で言う所のリア充ですか。しかし相当に高価な商品です。バイクも高級ラジカセも、そう簡単には手に入らなかったと思います。自力でバイトで稼ぐにしろ、親に甘えて買ってもらうにしろ。
「ライバルに差を付けろ」とか、「君の友達に差を付けろ」とかの煽り文句は、いろんな広告でよく使われるキャッチコピーですが、今でもよく聞きます。身近な知り合いを出し抜いて少しばかり優位に立ちたい、そんな誰もが持っている心の弱さを巧妙に衝く、実に見事な叩き文句です。で、その悪魔的心理攻撃に敏感な所をくすぐられて物欲に負けた弱い者達が、こう言った高額商品に手を出した、そう言う事ですね。誰がカネを出すのかは置いといて。売る側は誰が代金払おうが、そんな事どうでもいいですから。でもこれは模型。安価な模型なら誰でも買えます。




絶版キットの製作記。それも大した改造も無し。一応完成はしたものの、途中写真も殆ど無し。それで一体誰が読むんだろう。今回はいつにもまして存在価値の無い記事になっております。まー誰も読まないって最初から分かっているのなら、かえって気楽に好き勝手書けるってもんです。なのでいつも通り要らん話ばかり、あっち飛びこっち飛びしながらグダグダ行きます。

キットのパーツにはバリが多く、そのままでは全く組めません。バリ取りと、仮組みしてからの擦り合わせが必須です。この作業は旧キットの醍醐味です。いかにも自分で物を作っていると言う感覚になれる工程がここです。最初から完璧に設計されている精密キットは、この擦り合わせ作業が無い分、ラクですが物足りません。加えて今回は数が少なく形も単純なので、辛くなる前に終われます。

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強度的に疑問があったので、胴体の箱の縁に、内側から2mm角で補強しました。その際、電飾用の電池を内蔵させるために、正面パネルを取り外し式に加工します。プラの摩擦だけでの簡単ハメ込みです。引っ掛けるのりしろも角棒で作ります。ガチっとハメこめる様にきつめに。
その正面パネルにはひどいヒケが。プラパテでは埋まりそうになかったので、ポリパテで埋めました。

電飾は単三乾電池とムギ球を使います。旧キットらしい雰囲気が優先です。ムギ球を使うメリットは雰囲気以外にも、定電圧で光る事があります。LEDと違って9Vもの大電圧は必要ないのが魅力です。安い乾電池一本で光ります。単三乾電池を使うのは、付属の箪笥みたいな奴が電池ボックスになっていて、単三乾電池を入れる様になっているからです。金具の大きさがちょうど合います。何よりラジカセ本体の内部スペースが単三乾電池一本入れるのにぴったりです。なら考えるまでも無いでしょう。
しかしその電飾工作の前に、越えておかねばならない山がありました。インジケーターのデカールです。これを先に貼っておかなければ、電飾工作だけでなく、すべてが無駄になります。50円で買ったキットでそんな思いしたくありません。


デカールはかなりヤバい状態。これが「ヤバい」の正しい使い方です。台紙はシミだらけ、フィルムも相当な傷み具合だと予想されます。この時期のアオシマキットのデカールはほぼ全滅だと思っていいでしょう。タカラのデカールなら現役で使えるんですが、残念ながらアオシマは無理です。他のキットで絶望済みです。
しかし、他のは兎も角、メインパネルのインジケーターのデカールだけはどうしても使わねばなりません。他がすべて破れたとしてもこれだけは。ここは賭けでした。
古くなって痛んだデカールの強度を取り戻す魔法の様な添加剤は、実は商品はあるんですが、持ってません。なんか面倒臭かったとかナントカで見送ったと思います。デカールはどうしてもってんなら作ればいいし。フォトショ使えるんで。

この前、何かのポップアップ広告で、職業適性検査の会社が出てきました。どこの誰さんかは知りませんが、質問に答えると適職を見繕ってくれるそうです。で資格試験講座の案内が付いて来ると。30問でいいと言うので、結果は期待せずに冷やかしで付き合ってみました。こう言うのは何かの待ち時間にやります。
するとまあ何とも可もなく不可もなく、是とも非とも付かないしょーもない結果でした。アレですよ、クリエイティブナントカとか、グラフィックなんちゃらとか。毎度毎度思うんですが、よくあんなおざなりな回答を寄越せたもんですね。斜に構えてヒネ疲れた考え方をするはみ出し者や、協調性に欠けて社交性に問題のある人物には、創造性が豊かだとか独創的だとか、とりあえず言っとけば機嫌とカネを取れるとでも思ってるみたいです。そりゃ何とかしてカネ取らないといけない営利団体としては、他に言い様も無いんでしょうけど。

だから無責任に「クリエイター」とか「アーティスト」とか書きやがるんですよああ言うトコは。そんで「あなたにお勧めの資格試験の講座」は、フォトショップ、イラストレーター、その他画像動画編集ソフトの教室……。ナメとんか貴様ら。とっくに使とるわ。大体フォトショに資格なんかあるかボケ。それに資格取ったらアーティストになれる言うんやったら、誰でもカネ払うっちゅんじゃアホンダラ。
それでも、百歩譲ってグラフィックデザイナー系の仕事に不可欠な技能に特化して教材化してあると言うのならば、それはそれで値打ちがあるのかも知れません。その辺りは受講してみないと分からない事です。こう言う時はネットの口コミが大いに役立ちます。ネット様々です。
いや受講しませんけど。ユーキャン死ね。

口コミと言えば、成功してる人が神社に行く理由、とか言う本が最近売れていると聞きました。そう言えばまともに参拝する事って無いなーと思うと、内容が気になります。これもポップアップ広告が出たのがきっかけです。「売れてる本」だそうです。ふーん。疑心暗夜に鬼を生ずと言います。とは言え先ずは疑ってかかるのが常識人です。特に、理由も無いのになぜか流行っている某かについては。
密林の本屋の書評を読みに行きました。まあヒドいもんでした。どれも星一つで否定否定否定のニルヴァーナ状態、まさにボロのチョンです。あまりにひどい内容なので読む価値無しと、サンドバッグと勘違いしているんじゃないかと思うほど、誰も彼もが長文で本気でで叩きのめしていました。その書き様がまた冷徹で、まるで珍しい昆虫を捕まえた生物学者が、翅や脚を丁寧に一本一本分解して、臓器の一つ一つに至るまで子細に分析した後、まとめてポイとゴミ箱に捨てる様な感じで。皆さん凄く怒ってるんだなと。なのでその本の事はすぐに記憶から消しました。

ドキドキしながら水に漬けたインジケーターのデカールは、奇跡的に使えました。でも端っこがちょっとだけ破れてしまいました。無理に気にしなければ気にならない程度です。フォトショップで丸ごと作り直すほどの事ではないと判断して、そのまま行きます。もうちょっと気にした方が良い様な気もします。

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電池を内蔵するために、箪笥みたいなカセットラックの金具を使います。しかし、一度試しにハメたら抜けなくなってしまいました。仕方がないのでプラの壁ごとへし折りました。どうせ内側だから傷になっても見えません。とか思ってたら外側にも影響が。でも背面だから気にしません。……良いのか、こんな事で。本当にそれで良いのか、俺。まあ、模型だし。本物じゃないし。商品でもないし。背面なんて見えないから黙ってりゃ分かんないし。良いのか俺。

ムギ球は説明書の指定では一発だけ使う事になっていますが、もう一つくらい欲しいので、インジケーターの両端から二発で照らす事にしました。このインジケーター部分はここだけで細い箱になっていて、両端に壁があります。その壁に穴を開け、プラパイプで作った筒を接着してムギ球をセットします。銀シールで光漏れを防ぎつつ、内側に反射させて光量を増します。

そのムギ球二発は、光るアニメスケール1/600ガンガ・ルブから強奪したものです。イヤたまたま手元にあったから。400円で買った奴が、同じ店で。だってコレ古いキットだし、当時の雰囲気を出すならやっぱりムギ球も当時の奴使うのが良いかなって。そう言う事です。ガンガ・ルブは未定。点滅ユニット欲しさに買っただけです。

光るアニメスケールシリーズの点滅装置は、あの菅原文太のデコトラシリーズのキットにも使われてたユニットです。同じ物らしいです。菅原文太も愛川欽也もとんでもねーお花畑バカ左翼で、そんな事全然知らなかった子供の頃は兎も角、大人になった今は二人とも反吐が出るほど嫌いです。トラック野郎の映画も見た事ありませんが、でもデコトラ自体は嫌いじゃなかったりします。

本物のデコトラには一度もお目にかかった事がありません。最近割と港の方を走る事が多いんですが、トラックは数多く走っていても、電飾バリバリのギンギラ長距離トラックがいません。デコトラにはファンサイトみたいなのもあります。でも現物には中々出会えません。
トラックが多く走る幹線道路も結構走るのに、騒音バイクはアホほどウヨウヨしていても、デコトラがいません。やっぱり夜しか走らないんでしょうか。でも夜間は長距離走行中なんじゃないですか、東名高速とかを。走れ歌謡曲聴きながら。なら明け方とか。朝の早い時間に港付近に行けば、積み荷を乗せたり降ろしたりしてるかも。……なんか、小学生の頃、カブトムシを捕まえるには朝五時前くらいに起きないとダメと言われて諦めたのを思い出しました。

もうやる事なくなったので塗ります。銀色は何を使ったか忘れました。何か鈍い銀色です。ガンクロームかも知れません。混色はしなかった筈なので、まあ何かそんな色です。説明書の指示は無視です。
厄介なのはスピーカーのマスキングですが、こう言う単純な円形のマスキングはシールを使うのがラクです。日頃から円形のシールを見かけた時は取っておきましょう。サークルカッターで小さい円を切り抜く手間と苦痛が省けます。ウーハーの周りの銀色のドーナツ部分は、綿棒に銀色を軽く塗ってサッと拭く感じで触りました。割と一発勝負で際どかったです。




完成
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完成すると割とリアルで、音が出そうな雰囲気も漂うのが不思議です。

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細部は実物写真を探さずに、指示通り塗り分けただけですが、本物も大体こんなんです。
キャリングハンドルがパタパタと可動。
トップカバーとカセットデッキもパタパタと開閉。
中もしっかり彫刻されています。

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FMアンテナは収納状態と展開状態の二種類がセットされていましたので、0.5mmの真鍮線で軸を作ってコンパチ仕様にしました。展開状態の長い方は、パートラインを消そうとしてヤスリをかけたら、断面の円形がハゲしく狂いました。狂いをごまかそうとしてさらに磨いたら太さもおかしくなりました。もう捨てようかと、何度か耳元で悪魔だかネトゲ漬けの駄天使だかが囁きましたが、勝ちました。ザマあ無いわねガヴリール。

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ネームプレートは当然、黒を塗ってから文字を塗りますが、どうやって塗ったか忘れました。多分プラウ・ブロの時と同じ様にやったと思うんですが、あの時ほど失敗を繰り返してはいません。覚えていないくらいなので、余程楽勝だったんだと思います。思い出せないくらい地獄を見たのでなければ。多分違うでしょう。

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スピーカーカバーは付属のクリアパーツをそのまま使いましたが、メッシュに替えた方が良かったかも。いずれその気になる日が来たらやる事にします。でもそう言った未来は高確率で来ないのが人の世の常です。このラジカセの音を聴きたい人は、YOUTUBEに音出し動画がいくつか上がっています。


オマケ多数
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カセットテープ。Maxellですか。TDKですか。Scotchですか。マクセルは去年、復刻版を限定で販売しました。ウチはカセットデッキが現役ですから、買っといても良かったかも。でももう一台しか残ってない。テレコ買おうか。テープは大量にあるので、聞けなくなったらショックです。その残った一台ももう、CDプレーヤーが壊れ、電源コードが断線しかかって、風前の危険が危ないともしびです。テレコ買おうか。
MDが生産停止になったと聞いた時、よっしゃそれならハイポジションのメタルテープだ、とか思って電気屋に走ったらカセットテープなんかもう一本も無かったワケで。いや本当はちょっとだけあったんですけど、それは音楽用ではなくて、会議とかを録音しておくための120分テープで。最近アナログ音源が見直されていると言う記事もありましたけど、本当なんですか。

ヘッドホンはかなり小さいです。1/12でも小さい。1/6ならヘッドバンド、と言うんでしょうか、金属製のカチューシャの部分はこの倍くらいは必要です。受ける側のプラ製のアームもありません。作り直すかとも思ったんですが、まあいいわ。何となく雰囲気でこのままにします。わざわざ独立してヘッドホンを作る事もありません、人形も無いのに。

マイク。何に使うんだコレ。本当のラジカセの方にもセットで付いてたんでしょうか。それとも当時のナウなヤングは、ラジカセを買ったら皆こんなマイクを別途購入して何ぞに使ってたんでしょうか。
購入者は放送局員じゃないし、今みたいにYOUTUBEとかニコ生とかツイキャスとかがあるでもなし。アマチュア無線も免許が要るし、何より無線とラジカセは無関係。カラオケの機械だって、家庭にはまだ無い筈です。カラオケがあったのはスナックとかです。どっかの部長さんとかが、ホステスさんに色目使いながら深〜いエコーで歌ってた奴。
バンドの練習とかなら分かりますけど、音楽を聴く人の大半は楽器を弾けない人なのでは? フォークギターとかが流行ったのは70年代ですよね。このラジカセのちょっと前。吹奏楽部の練習はウチではやらないだろうし、かと言って高額なラジカセを外に持ち出す事も無いでしょう。と言う事はやはり、この付属マイクはカセットテープに自分の声だけを録音するための付属品ですか。そんな事してたの? 何のために?

説明によるとカセットラックらしい箪笥みたいな奴は、使い方が分からない。透明の厚手のプラ板が付いてました。あれが蓋? どう開けてどう入れるのかが全く分かりません。想像すると現物は謎ですが、キットは電池ボックスとして存在しています。今回は電池用の金具をプラごとへし折ってむしり取ってます。どうせ内側に隠れて見えなくなるので気にしない。ヒドい? 何にせよ、オマケがいっぱい入ってるキットは楽しいです。特に表情や手首の差分以外のが。しかし、付いて来るとムカつくオマケと言うのもあります。


無視したオマケ。
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前後2パーツを貼り合わせただけです。学生さんだそうですが、1980年頃の高校生男子ってこんなんですか? 当時の最先端の若者と言えば、トシちゃんとかマッチとかでしょう。こんなザンギリ頭の黒縁メガネがナウなヤング? これなら同時代のおじゃまんが山田君の方がまだマシに見えます。何? このチョンヅラ。あの剣のあるツリ目だけを整形したみたいです。なんかケッタクソ悪いので作りませんでした。

絵的な事を言うと、恐らく当時の漫画家さんとか漫画絵のイラストレーターさんが、観念的に描いた若者像の一つの典型、と言う事だと思います。学生服と学生鞄に黒い靴、普通のまじめな高校生。大学目指して勉強する高校生像と言う事なら、当時としてはこんな感じが妥当と言えばそうなのかもしれません。

他の典型と言えばやっぱり不良ですか。リーゼントでだぼだぼの学生服の。女子ならチリチリパーマとなっがいスカートで、歌舞伎みたいなメイクして靴の踵踏んで。それも要らないですね、かわいくないし。あなたは世間に甘ったれて、社会に迷惑をかけるフレンズなんだね! すごーい! いやフレンズでもないしすごくもないし。


歴代のラジカセのCM集。このSK-900は最高額クラスの商品です。映ってないけど。
見て行くと、動画の中ほどに、この人形に比較的近い感じの少年が出てました。
学生服ではないですが、当たらずとも遠からずですか、このオマケフィギュア。


あの頃、僕達は音楽で生きていた。

日本の音楽を根こそぎ破壊しようとする悪の集金集団JASRACは、音楽教室での教材の使用にまで料金を徴収すると言い出しました。これに対抗し、日本の音楽を育てて来た中心企業、ヤマハ音楽振興会が代表となり、河合楽器製作所他の楽器製作会社と共に、JASRACに反対する団体が組織されました。敵の目に余る不当な徴収に反対する活動を行い、JASRACが態度を改めない限り法的措置を取る構えだそうです。

もちろん当然の流れです。朝鮮献金漬けの自民党政府があの超過利潤徴収団体JASRACを野放しにする以上、民間で対抗するしかありません。それも相応の組織力を持つ企業や団体が、複数でかかる必要があります。なので実に自然な成り行きです。しかし思う事もありました。ヤマハとカワイが手を組んだと言う事は、もう只事ではないのです。本気で怒り狂ってるんです。

記事を読んだ限り、敵が態度を改めない限り法的措置を取る、と言う対抗策しか出ていませんでした。しかしここは一つ、JASRACではない著作権保護機構を設立して欲しいと思います。チョンだらけになるまで汚染された集金団体は、わが国には必要ありません。不要どころか存在するだけ害悪です。JASRACが我が国に対して犯した数々の罪は、殺されても許されるものではないでしょう。その罪の影響が、目に見える物でなかったとしても。

乾いた心を潤してくれた歌も、今はもう聞こえない。















posted by 跡間シノブ at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ランナウェイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月11日

1/6 ランナウェイ 1

まさか、生きてる間にESPのテレビCMを見る日が来るとは。

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ガルパンのプラッツのCMの時も思いましたが、テレビで名前を呼ばれる事はまず無いだろうと思っていた、コアでディープだとずっと思っていた趣味世界の企業名が、女性声優さんの声で呼ばれるのを聞くと吃驚します。最新深夜アニメの録画を、寝っ転がって低周波治療器具を肩甲骨の下に当てながらダラダラ見ている時に「プラッツ♡」だの「イーエスピィ☆」だのと甲高い声で可愛く呼ばれると、予備動作無しの腹筋だけで起き上がりそうになります。元より戦車模型やメタル向きのギターなどは女人禁制、割と男尊女卑な世界ですし。

中でもESPと言えばかなりとんがったギターメーカーで、実験的な機能を満載したモデルや、極めて先鋭的なデザインのアイテムをリリースしていた記憶があります。47フレットまで打ってあって、肩に担いでヴァイオリンの弓で弾く超絶ギターとか、生まれも付かぬ見てくれの、とんでもなくサイケデリックな形の変形ギターとか。変形どころか仕様変更すらしなくなった今のフェンダーが見たらひきつけ起こして気絶しそうなギターを数多く世に送り出していました。おぼろげな記憶で具体的なデザインは覚えていませんが、ESPはそんなイメージの楽器屋です。あくまで個人の感想です。

それが今や、人気女性声優を起用して深夜放送のアニメとタイアップでギャルバンですか。えらく軟派になったもんですねESP。しかもバージョン違いで音楽教室のCMまで。エレキギターなんてON THE STREET、そこらへんで覚えるもんでしょうよ。お行儀良く教室に通って習うもんじゃありません。あれはストリートの楽器です。
と言ってもまあ、小さい頃に強制的にピアノ教室に放り込まれてPTSDになるまでヒドい目に会った、なんて経験のない普通の中高生が、師匠に付かずにいきなり独力でギターだけを始めるのは、厳しいとは思います。なのでウチのバンド仲間の中にも、楽器教室に通っていた奴はいました。おカネだけ払って行ってなかったのもいましたが。
あちらにはGITみたいなギターの有名校もあります。そう言う所に入学する本気の生徒は一日十八時間練習したりするそうです。スティーブ・ヴァイみたいです。そこまでやると精神的にも鍛えられそうですが、指は壊れそうです。メタルの音楽学校なんてのもあって、そこのボーカル教室のシャウト科では一日中叫んでるそうです。SHOW-YAの寺さんがそんな事を言ってましたが、まだあるんでしょうかその学校。
ESPの音楽教室のCMの説明文には「声優」の文字もあったので、ESPはそっち方面にも手を伸ばしていると言う事の様です。ひょっとしたら企業としてバンドリに賭けているのかもしれません。上手く行けば良いんですが、あまり成功した例を聞きません、そう言うの。

キャラクターモデルのギターも当然リリースが予定されています。主人公バンドのギターとベースが三種類。主役メカがランダムスターなのは、せめてもの矜持ですか。ヒロインマシンのメインギア、つまり主役メカである赤のランダムスターは、CMで見る限り黄色の星のマークがLEDか蓄光塗料で光るみたいです。ポジションマークが星て、リッチー・サンボラか。まあJKなら可愛いもんです。ヒロインは「星のギター」と呼んでいました。実は中学一年くらいまで、個人的にエレキギターと言えばあの形だと思ってました、ああ言うものだと。星は無かったけど。誰のせいだろう。ま大体予想はつきます。売れると良いですね、星のマークの真っ赤なランダムスター。

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「青春と言えばバンドでしょ」
けいおん以来、ギャルバンは若者文化の定番の一つになっています。実際にバンドを組んで演奏する人もいれば、イラストのモチーフとして描くだけの人もいます。何にせよ女の子達が楽器を構えている絵を二次でも三次でもよく見かける様になりました。但し、定着したのはバンドです。音楽じゃありません。

アニメを見る人達は大抵音楽を聴きません。彼らは動く絵だけを見てます。げんしけんは現代視覚文化研究所の略です。アニメ作品にはほぼ確実に音楽も付いているのに、自分たちの興味の対象を「視覚文化」と無意識且つ自然に称している所に、アニメを見る層が音楽を全く意識していない事が、期せずして現れています。

昔は音楽と言えば、若者文化の中核をなす存在でした。中高生が音楽嫌いだなんて事はまずありえない、と言うくらいに、最新のポップロックは若者にとっては絶対の趣味でした。もちろん邦洋問わず。更に、ませたガキは小学生の時から洋楽を聴きます。……スンマセンそんなガキでした。
どこのご家庭でも大抵CDラジカセとかコンポとかが一台はあって、その前の時代ならただのラジカセとかレコードプレーヤーとかですか。更にその前ならステレオではなくポータブルと呼ばれる小型のプレーヤーとトランジスタラジオ。そして世代は関係なく、学生の勉強のお供は、深夜のはしゃぎ過ぎのリクエスト番組。

一回聴けばバカでも覚える単純な幼児脳曲とか、アホみたいな詞をアホ丸出しで繰り返す洗脳騒音とか、ろくでもないモノが大流行する世間にはうんざりしていましたが、それでも好きな歌はやっぱりあったし、何より音楽は素直に楽しく、且つ国民に身近な存在でした。そんな状態は2000年前後まで続いていました。ずっと続くと思っていました。生まれた時からそうだったから。



最近のヲタクは殆ど音楽を聴かなくなっています。80年代前半まではヲタク自体が存在していませんでしたが。しかしヲタク発生以前はアニメファンでもモデラーでも、ジャンルはそれぞれでしょうが、かなりちゃんと音楽を聴いていて、趣味の一つとして生活の一部になっていたと思います。広範囲の文化に対して敏感にアンテナを伸ばして、引っかかった物は貪欲に吸収して。昔の日本にヲタクがいなかったのは、そう言う事なんじゃないかと。
80年代の超絶ガンプラビルダー集団、あの伝説のストリームベースの皆さんも、恐らくそんな感じだったんじゃないでしょうか。彼らの当時の写真を見ると、今時のヲタモデラー共とは随分雰囲気が違います。アニメ漫画ゲームだけでなく、もっと一般的な感性と価値観を備えている感じです。スポーツマンだったり、社交上手だったりと、何となく男前に見えるのです。……少なくとも普通くらいには見えます。この印象はきっと間違っていないと思います。

現在、模型を作る人口の殆どはヲタクみたいです。とりわけ十代。彼らがアニメのテーマソングなどの絵の付いた音楽を除いて、専門的に音楽だけを聴く事はまず無いと思います。実際音楽好きと言う話を聞きません。そりゃ皆が皆ではないでしょうが、でもネット、リアル共に、若手モデラーで音楽を音楽だけで聴いている趣味人を知りません。いても極端に少ないのでしょう。まあ最近の音楽事情も大概だとは思いますけど。

その大半の「聴かない人」は、どうも音楽はテレビから聞こえてくる物で、歌はアイドルが歌う物だと思っている様です。しかしアイドルが歌うのは、正確には音楽とは呼べない物が多いです。ビジュアルが無ければ成立しない物が殆どですから。中には純粋に良い音楽もありますけど、やっぱり率は低いです。
音楽は、基本的に画像や映像が表示されない媒体から聞こえてくる物です。音楽にビジュアルはありません。音楽は音として存在するから価値があるのです。そして歌を歌うのは歌手です。ボーカリストです。これも本来、見てくれは必要ありません。歌が上手い玄人の歌い手を歌手と呼びます。
でも、ステージのセンターで歌うロックバンドのボーカルが、デブデブのブツブツでハゲハゲでは、さすがにあんまりだと思います。たとえどんなに上手くても、カッコイイ曲のサビで叫ぶのがそんなんじゃ、やっぱりちょっと。ヒドいブサイクが美しいメロディーの切ないバラードなんか歌っても全然ときめかないし。それなりに見てくれを整えるのは、サービス業の最低限のエチケットです。
アイドルは必ずしも歌う必要はありません。人形ですから。

バンドリの主人公は、ギターと出会ってバンドを始めたいと言いますが、彼女は元々、音楽には特に興味が無かった様です。何と言ってもバンド結成の動機が「キラキラドキドキしたい」ですから。ライブハウスでギャルバンオンリーイベントを覗いた時も、ヘッドライナーを見て発した第一声が「カワイイ」です、衣装見て。音聴けよ。ライトを浴びたいだけなら、それこそアイドルでも目指せばよかったんじゃないですか、ギターなんて難しい事やろうと考えずに。ラブライブはアイドル目指す話ですよね。
と言っても、アニメで本気のメタルとかハードロックとかはやりにくいと思います。音的にも絵的にも。なのでキツくならない程度、ちょっとカワイイ目の曲を女の子達がきゃっきゃ歌うくらいが、アニメの劇伴にはちょうどいいのでしょう。DMCは例外。絵の方は、バンドリ本編は三話で息切れ、ライブシーンはほぼ止め絵になってました。アニメ、大変なのね。



ヲタクに限らず人々が音楽を聴かなくなったのは、街中から音楽が消えたのが主因と考えます。
http://hosyusokuhou.jp/archives/48783812.html
その犯行グループ、カスラックだかゲスラックだかクズデッスだか知りませんが、外国人窃盗団が音楽教室で教材として使う曲からも使用料を盗ると、次の犯行を予告しています。

著作権を守って、作家の利益を守るのが、JASRACの本来の活動だったと思います。著作物の無断使用が看過されたのでは、作家の生みの苦労が報われません。なので著作物の使用に際して使用料を請求し、受け取った料金を正当な報酬として作家に支払う、そう言う組織だと。そう思っていたんですが、違った様です。
利益徴収団体が、他人が生み出した価値に寄生して、作家が受け取るべき正当な報酬から、本来発生しない筈のみかじめ料を盗み取る構図になっています。自分では何一つ生み出さず、他人が作った著作物と言う価値の一部を、何の権利も資格も無い赤の他人が集金団体を結成して、大手を振って持ち去って行く。作家には報酬が支払われないまま。赤の他人がです。

JASRACは著作権と言う権利を守る団体ではありません。著作者の利益を守っている訳でもありません。彼らは音楽も、音楽家も、国益も守りません。まして我が国を担う児童の未来など、ハナから守る気はありません。JASRACが守るのは己のレント、超過利潤です。つまり本来発生しない嘘の利益です。
どこであろうがいつであろうが公共の場で音楽を流したらカネをとられる。それでは誰も音楽を流しません。流れて来ないから、今どんな曲が存在しているのか分からない。一番新しい歌も、過去の名曲も。一度も耳にした事のない楽曲を、作曲者や演奏者の事前情報なしで、おカネを払って購入する人はまずいないでしょう。音楽は表紙で選ぶラノベとは違います。稀にあるジャケ買いは、音楽購入の主要素ではありません。

今回JASRACは、次の世代の音楽家を育てる教育の、最前線の現場から音楽使用料を強奪すると言い出しました。音楽教室は義務教育ではないため、生徒の親が学校教育とは別にお金を出して子供を通わせています。そこで使われる教材の楽譜や音源は、購入時に既に著作権料が含まれています。何重にも何重にも強奪するつもりの様ですJASRACは。兎に角カネ出せと。連中は時期に、鼻歌歌った幼稚園児からも集金し始めるでしょう。


以前、海賊版の摘発が厳しくなった時に思いました。タケカワユキヒデが言っていたと記憶しています。タダ同然で大量に頒布される質の劣化したコンテンツは、次の世代を生む土壌となります。むしろそれこそが次の世代の文化の苗床と言って良いと思います。質が落ちている分だけ値段が安くて、裕福ではない普通の庶民でも、数と量に触れる事が出来るからです。そしてそれら、いわゆる裾野から次の世代の才能が生まれます。文化を拡大再生産するためには、裾野は広ければ広いほど良いのです。この意見に全く同感でした。

廉価商品を法規制でがんじがらめにしてしまうと、その裾野が狭まります。海賊版などは、規制した方が著作者や国家の利益を守れそうに思いますが、実は逆です。CDでもDVDでも、買う人は必ず買います。廉価版や海賊版など最初から眼中にありません。常に正規の本物だけを求め、求める物は貪欲に入手します。場合によっては同じ商品を何度も購入します。限定版、通常版、北米版、BOX、限定BOX、劇場限定特典付き版、等々。

逆に買わない人は、特典を付けようがサービス価格に下げようが買いません。質の劣化した安物があればそれで満足しますが、それらが無くなったからと言って高額な正規商品を購入する様にはなりません。元々使えるお金が少なく、一枚のCDに何千円も払う事ができないからです。正確には、払う事が不可能と言う意味ではなく、高い金額を出してまで購入するほどではないと考えている訳です。
音楽は好きでもCDは高い。安いなら買いたいとは思うけれど値段が下がらない。だから海賊版やエアチェック(死語?)で満足する。払う金額に見合う価値が正規商品には無いと判断しているため、こちらも初めから眼中にないのです。買わない層は、海賊版が出回っていようが規制されようが、正規商品を買いません。

とは言うものの、彼らとて本当に欲しいと思う時はちゃんと買います。これぞと思うアイテムは誰にでもあるもので、琴線に触れた作品は本物が欲しくなるのが人情です。正規商品の売り上げが伸びる余地が存在しているのはここです。「本物を買わない層が買う気になった時」に初めて、新たな需要、消費が生まれるのです。
そして、そんな心の底から感動する作品に出合える機会を増やせるかどうかは、廉価版や海賊版等の劣化コンテンツが市中に大量に存在しているかどうかに依存します。なので長い目で見れば、正規商品の売り上げを伸ばすには、普段買わない層を買う気にさせる機会を増やす事をこそ、最優先で考えるべきなのです。

特に音楽は、構造的に本来ビジュアルが存在しませんので、まず音を聴かない事には、客はその商品を買っていい物かどうか判断しかねます。知っているミュージシャンであれば過去作から予想して期待できますが、見た事も聞いた事もない音楽家の作品にポンとお金を出せる人は、ほぼいません。
「初めて見るバンドだ、どんな音だろう買ってみよう」なんて感じの、特定のジャンルにどっぷり浸かっているコアなフリークは別です。音楽が仕事のDJさんとかも。そう言う人はどんなのでもとりあえず買います。

音楽CD、特にアルバムは、表紙の女の子がカワイイと言う理由で数百円で購入できるラノベとは違います。ジャケットが良いからと言ってCDに三千円をサッと出せる中高生は、決して多くないでしょう。迷って買うんです普通は。テレビカメラの前では貧乏人のフリをして、実はコピックをセットで持っていたり、毎日の様にワンピースのイベントとかレストランとかで豪遊したりしていた、たしかうららとか名乗っていたブッサイクなNHKのメスチョンJKとは違います。日本人が収めた税金を生活保護の不正受給でくすねて極楽生活している日本人は、まずいません。

今はアルバムを作って売る時代ではなくなっていますが、ミュージシャンが言うには、ダウンロード販売では商売あがったりだそうです。アルバムを買ってくれないと食えないと。確かに、十数曲入って一枚三千円で買ってくれるのと、一曲三百円くらいでその一曲しか売れないのとでは、実入りの違いは容易に想像がつきます。業界的にもその方が上手く回ると言うのであれば、やっぱり音楽は盤で聴くものだと言う事なのかもしれません。ハイレゾも普及し始めてはいますが、どうなるでしょうね。
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「音が違うんだって」


2000年辺りが変曲点でした。街から音楽が聞こえて来なくなったのはその辺りだと思います。20世紀は街中に最新ヒット曲がうるさいくらいに溢れていて、テレビやラジオを付けなくても、どこにいても一番新しい歌が耳に入ってきていました。喫茶店なら流行りのポップス、居酒屋なら演歌、本屋でも最新ヒットシングル、突っ張ったレコード屋なら歴代のヘビーメタル。それらが消えました。まるでミュートされた様に。

テレビとラジオから洋楽が消えたのもやはり2000年前後です。特定のレーベルの国籍の怪しい国内タレントばかりがゴリ押されました。それも大して面白くもないのが。いいミュージシャンもいましたが、矢鱈宣伝されるのはどうしようもない連中ばかり。大量生産の粗悪品、何々系と名付けられた類似品、記憶に残したくない劣化コピー。
それともう一つ。パチンコの広告が解禁されたのもその辺りです。テレビもラジオもパチンコのCMだらけになりました。他には「無料」携帯ゲーム、サラ金、闇金、法律事務所、カタカナ保険会社。聴きたいと思うほどの音楽が聴こえてこない、知るべき情報もない、そう思った時、もうテレビを見る気はなくなりました。程なくして、僕はテレビを消したんだ。でもその時の僕はまだ、テレビと民主党の関係には気付いていなかった。

90年代に「今の日本の洋楽ヒットチャートはアメリカのビルボードの写しだ」と言って嘆いていた人がいました。80年代くらいまでは世界中の音楽を輸入していて、洋楽チャートにはアメリカ以外のミュージシャンが結構ランクインしていたと。そうかもしれないと思いました。英語以外の昔のヒットソングが結構あります。でも今、ポルナレフなんて言ってもジョジョの方しか知らない人の方が多いかもしれません。DMCにもちょっと出てるのに。
しかし21世紀に入って、それすらなくなりました。洋楽はメディアから締め出され、国民の耳に入らなくなって、国内では事実上消滅しました。ジャスティン・ビーバーも、名前すら、知っている日本人の方が少ないと思います。それも大差で。日本ではYOUTUBEで調べないと見る事のない名前です、一般的に言って。

成程、若いのが音楽を聴かなくなるわけです。聴こえて来ない以上当然です。聴いた事のない歌を聴きたいとは、誰も思いません。視覚的に飛び込んでくるヲタクコンテンツにばかり飛び付いてしまうのも頷けると言う物です。
AVEXが洋楽を日本から締め出してゴミクズをゴリ押したかと思えば、今度はJASRACが我が国の音楽文化そのものを消滅させようとしています。聞けばAVEXもJASRACもチョンだらけだとか。なるほど、さもありなんです。なのでハードランディング開始の際には、是非レント徴収チョン団体も一緒に殲滅してください安倍総理。むしろとっとと始めろ、ザイムショウとケケ中のご機嫌ばっか取ってねーでよ。これ以上国内に支那人が増えすぎて、ゾンビ映画みたいになる前に。

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まだギターも弾けず、バンドも組んでいない状態のバンドリの主人公が、到着が遅れているバンドのつなぎに、何も持たずにいきなりステージに立って歌います。街中から音楽が消えた2000年以降生まれの彼女が歌ったのは、キラキラ星でした。他に歌えるのは校歌だけだとか。街から音楽が消えると言うのは、つまりこう言う事です。
彼女の中の音楽は、本来もっと成長していた筈なのです、JASRACが無ければ。しかし彼女の音楽は200年以上前まで退化させられてしまいました。JASRACのせいです。連中は更に加えて我が国の音楽文化を衰退、破壊しようとしています。それも自分達の、今この瞬間のみの、本当はありもしない嘘の利益のために。

JASRACが本当に著作者の権利を守る団体なら、そして我が国の未来を豊かにする機関なら、その存在に異議を唱えたりはしません。仮に他のサラリーマンに比べて、仕事内容の割に少々給与が高かったとしてもです。しかし奴らの実態はただのレントシーカー、資本主義の寄生虫です。しかも連中のやっている事は、すべからく己の首を絞める自傷行為、それも我が国と国民のすべてを道ずれにする自滅行為ばかりです。
JASRACは我が国の次世代の文化が生まれる土壌を破壊する組織です。これ以上存続させる事は亡国行為であると判断します。



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Pioneer Runaway SK-900
今でもファンが多いらしい、パイオニアの伝説の巨大ラジカセ。
バカデカい図体に、カセットデッキとAMFMラジオのみ。
お値段何と107,000円。
プラモデルなら400円。

















posted by 跡間シノブ at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ランナウェイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする