2015年05月03日

ノーベルガンダム4

セーラーカラーのストライプは塗ると地獄なので、付属シールを細くカットして使いました。
額のカメラもメンドいので付属シール。カラータイマーはWAVEのH目と百均銀シール。
首輪ともも輪はシカトです。

髪はドールヘアを使いました。ボークスのドルフィー植毛ヘアー、プラチナブロンド。以前セイパーさんのドールヘッドを作った時の残りです。糸で縛った所に瞬着を流してそこだけ硬め、乾燥硬化したらニッパーでざくざく整形します。お湯パーマでクセをとったら、極小櫛でブラッシングします。人形の髪をとかすのは至福です。この禍々しい充実感。ロボットだけど。接着せずにエクステの様に使います。髪色は本体にぴったり合いました。もっと赤くても良いと思ったんですが、これで正解でした。

完成。
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腹の太さは全く変わっていません。リボン、頭部の顔面部とメット外側のダクト、セーラーカラーもそうですが、他の部分を切り詰められるだけ切り詰めた結果、かなり強調されて大きく見えています。

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左逆手一刀流。刀は指に引っ掛けてるだけ。

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これが欲しかったお尻。あるとないとじゃ大違い、この背徳感。

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オプションのノズルは髪を外さないと付けられません。

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小顔にしたので目がパッチリ大きくなりました。

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イミフな太さが解消されました。

手付かずのパーツは結局、額と腹の赤い所とセーラーカラーだけでした。全高11cm、大して部品点数のない、その割には値段だけは結構高い小振りなキットをいじれるだけいじったらこうなりました。
結構カワイイ体型になったんじゃないかと思うんですが、どうでしょう。キットそのままのゴリ体型のコイツがリボン振ったりシナ作ったりセーラームーンの決めポーズやったりしてるのを見て、なんか殴りたくなったのが今回の制作の動機でした。カン違いブスには性別を問わず殺意が湧くものです。不満も多々残りましたが、概ねやりたい事はできたと思ってます。

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ギャン子かオマエは。


いつもの事ですが、完成後はやっぱりもう少し行きたかった所が悔やまれてなりません。最初から再設計しないとどうにもならない部分が殆どですから、本当にもうどうしようもないんですが、不満と後悔ばかりが繰り返し襲って来ます。

「これが最後と思って作る茶室ですが、いつも不満ばかりが残ります」
「物事に終わりと言う事はないでしょう。何かの終わりはまた何かの始まりではござらんかな」
「さすがは徳川殿」
気分だけは利休です。松本幸四郎の声が聞こえてきます。台詞ちょっと違ってるかもしれないけど。
「茶道は何か悩みがおありか」
あるよ。ああ、あるとも。使い古しの公務員叩きパフォーマンスにすっかりひっかかってハシシタを支持するバカ共のせいで、毎日毎日気が気じゃないんだ。

都になれずに区に格下げされるだけなら都構想ではなく区構想と呼ばねば詐欺。
大方の大阪市民はその事は分かってるみたいですが、それでもまだハシシタ支持。
バレバレの公務員叩きごっこに騙されて、ハシ公を「庶民の味方」と勘違いして。
「やってみなけりゃ分からない」? 同じ事を言ってたろ、2009年に民主党が。

ヤクザ物の博打の最後で賭場の元締めが決まって言う台詞、「男らしくでっかい勝負をしようじゃねーか」は、何もしなければ確定してしまうこれまでの負け分をあわよくば半々の確率で取り戻せるのと同時に、自分のカネぎたないセコさを「男らしい」と言う装飾でカムフラージュしようとする、極めて小ずるく卑劣な、小悪党の定番決まり文句です。
もう後が無くなったハシシタが「住民投票で決めようぜ」と勝手に決めたのも、「ここは一つ男らしくデカい勝負と行かねーか」と言う事です。テレビが垂れ流したハシ公の公務員叩きパフォーマンスに引っかかって、あのクズ河原乞食を庶民の味方か改革者と思い込んだ大阪市民の数は、この先減る一方で増える事はありませんから、最大数を維持できる今のうちに一か八かの勝負に出たわけです。
しかし、大金を賭けた一発勝負を本当にサイの目に任せるギャンブラーはいません。必ず如何様を仕込みます。ハシシタは博打大好きフーゾクコスプレジジィです。票の改竄でも企んでるんじゃないですか?

そもそも、敵が用意したルールに乗ってやる事それ自体が間違いなんですよ。土俵もルールもレギュレーションも、本気で勝つつもりなら敵が用意したものは全て無視するのが当然です。段取りはこちらが設定しなければならないんです。
http://www.osaka-jimin.jp/news/detail.php?id=9b93111431eca72838c4dbbda7eba764
自民党大阪府議連とかナントカ言う連中が、今頃大阪市民に向かって「屠妄想に反対票を」とか言い出してますが、まるでただのアリバイ作りでもしているかの様にドン臭く手遅れです。大体、ハシ公維新に対して何の強制力も罰則も無い反対決議なんて、議員がわざわざやる事じゃありません。そんなのは市民住民がやる事です。

何よりハシ公がてめえのわがままで用意した住民投票に乗ってやってる時点で、みすみす敵にアドバンテージを与える劣位戦に甘んじると表明して尚且つ実行しているワケで、大阪の自民党にハシ公を潰す意思はまったく無いと考えざるを得ません。本当はハシシタとグルなんじゃ……ああ、筆頭が2Fですか。なんだ。ああ、そうか。
西田議員も名前連ねてるんですし、ここは一発2Fなんかサクッとヤっちゃって、西田議員が旗振って国会でハシ公の住民投票無効決議を国会で議決してください国会で。

安倍総理は在特会会見を境にハシ公を完全に敵と認定したと言う話ですが、さてどう言う物でしょう。




posted by 跡間シノブ at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ノーベルガンダム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月02日

ノーベルガンダム3

外装に続いてABS関節部品を加工します。削りがメインですが接着もします。ABS同士の接着にはセメダインのABS用接着剤を使い、ABSとプラの接着には瞬着を使います。瞬着はボークスの「剛着」。その名に違わぬ強力な瞬着です。ただし粘度は高め。

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肘の関節を幅詰めして使います。透けて見えるくらいまで削り、プラ板でガイドレールを復活させたふとももとふくらはぎに差し込む形にします。関節は雄も雌も少しずつ削って可動範囲を拡大してあります。左右のマイナスモールド付きの円錐台は足首の関節部品から移植しました。

足首
足首の関節部品の、はめ込み補強用ピンと軸受けを関節として使います。軸受けは片側しか取れないので、反対側は元の膝関節部品のふとももに差し込む部分のはめ込み補強用ピンの軸受けを使いました。
ここが最もタイトでシビアな改造でした。両側の軸受けの方をかかとにギターの弦を通して固定します。しかし片側二箇所、合計四箇所に開けた0.3mmの穴に突っ込むと6E弦では強度が足りず、何箇所か0.5mmの真鍮線を使う事になりました。強度保持の為に塗装前に瞬着で固定します。ボークスの剛着は本当に強力でした。

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腰部サイドスカートの接続架を切り取って使います。これも後ハメにしますが、強度的にはギリギリです。完成後は下腕を持ってひねったら一発でしょう。

手首
ABSとポリは諦めました。やってやれない事もないんですが不毛な気がして。真鍮線を通して、回転するだけの手首にしました。なので写真はありません。


ワンパーツですが、一旦ボールを切り離して少し短くします。接続は1.5mm真鍮線を使いました。しかし短くし過ぎたのでドーナツ状の1mmプラ板を挟みました。後ハメできるように、胴体側の支柱を切り飛ばしてます。写真なし。


胴に突っ込むプラボールは切り飛ばします。割と早い段階で片っぽが折れたからです。軸の付け根を残して中央に穴を開け、長い事店頭で見かけてないWAVEのボールジョイント小を使います。ここも写真撮ってません。


膝と肘の可動範囲は広がりましたが、足首と脚の付け根はかなり狭まってしまいました。五番もジュテもピルエットもできません。お尻をふとももパーツにツライチで作ると脚を付け根から外転させられなくなるので、取れるポーズは著しく制限されます。だから昨今のガンプラでは、可動範囲の確保のためには、どうせスカート装甲で見えなくなる脚の付け根なんて最初から省略してしまうのです。動いた方が遊べますし楽しいですから。
それに、ボールジョイントは期待するほどには動かないばかりか、保持力を上げると硬くてプラに負担がかかって破損率が上がり、取り外しを容易にしようとするとすぐ脱臼したりします。大腿付け根のABSユニバーサルジョイントは、玩具会社としては正しい選択と言えると思います。気に入らないけどな。


工作が終わったら塗装です。
キットはバーサーカーモードですが、元のプラスチックの成型色は出せません。あの色味と透明感を市販の模型用塗料の塗装で再現するのは不可能です。色ノ源とかを使うと近い色は出せるんですが、隠蔽力が弱くて安定しなかったり。なので再現は諦め、開き直ってオリジナルカラーです。

肌? ピンクは成型色に程近い感じにして、頭の黄色い部分と腕と腹の赤い部分をこの色にします。
紫または青の部分は紫に白を混ぜてどぎつさを抑えます。
赤はシャインレッドですが矢張り白を加えて抑えます。
黄色は黄橙色に僅かに白を混ぜます。ただし混ぜ過ぎるとなぜかただの黄色になります。
緑は目ん玉とカラータイマーと額のカメラだけですが、色は三箇所全てバラバラです。
全体にペイルトーンになり過ぎないように気を付けました。
関節は簡単に焼鉄色。スミイレにはコピックモデラーの0.02mm黒。

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胴体装飾パーツを装着する前にハダカで見てみます。
デフォルトがいかにゴリラ体型か。写真のポーズには若干の悪意があります。

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なんかこないだ見た甲殻機動隊の自走地雷みたい。工作は割と思った通りに進みましたが、腰周りをもう少し細く、脛はもう少し太く、胴体前後幅はもう少し薄く、肩幅はもう少し脇を詰めたかったです。あと、この写真にはありませんが手首を小さく、足首を大きく。

小さく仕切れなかった所は大体が、可動ギミックが容積を占めて限界だったと言う事で、逆に小さくし過ぎた部分は、外装パーツ全体の最大幅を詰める為に削りすぎたと言う事です。削りすぎて角度が変わったところは、プラ板なりポリパテなりで修整しました。あちらを立てればこちらが立たずの試行錯誤の結果、辿り着いたこの辺りが今回の着地点と言う事になります。

次で完成。


posted by 跡間シノブ at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ノーベルガンダム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月01日

ノーベルガンダム2

ABSフレーム内蔵型ガンプラの大幅なスタイル変更に挑む。

実際の作業は各部何段階か進んだら全体のパランスを見て、足りない所をやり直してまたバランスを見て、の繰り返しになります。でも順を追うと記事が面倒なので一発で仕上がった体を装います。いつもの事です。
以下はこれを全てトレースすればこのノーベルガンダムになるよと言う、工程の一覧です。何をどうしたかをメモっただけの覚書なので、別に面白くもなんともないです。写真だけ見れば大体分かりますので、誰もいないとは思いますがこの作業を丸々やってやんよなんて人は、分からない所とか気になった所とかだけ読めばいいと思います。

目指すのはこの辺り。
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一気に行きます。


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頭部
全体のシルエットに影響するような作業は後回しにし、まずは顎ともみ上げの髪を短くして、力士かデブ芸人みたいになってる顔だけ先にカワイくします。
胴体が大まかにできてから合わせて見ると、メットつまり頭蓋が大きすぎる感じがしたので、左右に出っ張った部分を詰める事にしました。もみ上げの黄色い板を外側から削り、接するダクトは内側を削ります。このダクト部は上部バルカンキャノンのある厚手の四分の一の円盤みたいな部分を切り離しておき、先ほど削ってできた隙間がぴったり埋まるまで後部内側を削ります。切り離した上部はヘアバンドみたいな黄色い部分とツライチになるまで内側を削って、位置がずれるバルカンキャノンは捨てます。大きめの穴を開け、同じ色のランナーで埋めてからダクト部に再接着します。
後頭部はエポキシパテで兜を作りました。後で内部にドールヘアを入れます。
ブレードアンテナは薄く削ります。どの作業も文字にするとエラい簡単です。


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パフスリーブのつもりでしょうかこのデザインは、厚くてデカくて男らしい肩です。薄く小さくしますが、全面を外側から削り込む前に三枚におろし、接着面で削って薄くします。この時、直方体の様にならないようにシビアな角度調整が必要です。
次にポリキャップみたいな形の関節パーツの軸とその軸受けを切り詰めないと、隙間が開いてしまってさっきおろした三枚を接着できません。軸は僅かに1mmほど残すだけですが、元々タイトなので保持力は衰えません。詰めた肩パーツを貼り合わせたら全体を外側から削り込んで小さく可愛い肩にします。黄色のダクトは真ん中で真っ二つにしますが、後で待ってるヤスリがけが面倒臭いので、ぶった切ったら中央をナイフでくりぬきます。
この青い方ではなく、この青い肩の内側に収まるピンク色の人体の肩に当たるパーツが、このままでは胴体から離れ過ぎて肩幅が狭まらないので、先ほど軸を詰めたポリキャップみたいのんを外側だけギリギリまで削り、少しでも脇を閉めます。


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このノーベルガンダムで最も違和感を感じるのが下腕です。あの設定画に準じたせいか手首の可動をねじ込んだせいか、兎に角ふと長い。ギプスか何かをはめてるみたいです。パワーファイター系のロボットには下腕がゴツ太いのがいますが、セーラー服の女の子では見た事ありません。大体その手の役は一見強そうでも大抵ザコですぐ負けます。そんなフラグは無かった事にしましょう。長さは後で調整することにして前後左右の十字方向から楔形に切り詰めて、テーパーを付けながら細くします。
手首側のピンクの部分を正面から鋸で縦に切断して、やすりで削って詰めたら貼り合わせ、乾燥を待ちます。肘側の赤い部分は強度を考えて、先に体側方向から切断して、同様に削り詰めて貼り合わせます。この時点で肘関節のABS部品は使えなくなります。どうやって動かすかは後で考えます。
接着剤が乾いたら、初手とは垂直な方向から切断して削ります。これで細くはなりますが、形状がつまらないので人間の腕の曲線に近付けます。それには完全に乾燥してから外側から削りますが、できるだけパテを使わずに済む様に、貼り合わせる際にがっちり貼っておけば形状出しの作業がラクです。

上腕も太いので、下腕同様に正面側面の両方から切って削って詰めますが、テーパーは殆ど付けずにほぼ長方形に削ります。

L字型のピンクの小さな肩は、外側の壁以外の三辺を削り込んで太さを合わせますが、前後と内側だけを削るので、上腕から伸びてくるABSの回転軸を受ける穴の位置がズレます。この穴の位置は後で調整する事にして、とりあえず形を出します。上腕となだらかにつながる様に、且つ詰めたパフスリーブの中で可動する様に削ります。
軸穴は結局、外へ広げる事でこの肩パーツを内側へ寄せました。当然、この壁の内側も削ります。そうしないと肩が納まりません。


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手首
元からかなりの大きさで、スリム化した腕には更にオーバーサイズになります。着せ替え人形などではスマートに見せる為に手首足首は小さく作るものですが、デカいですこいつの手は。昔からなぜかおもちゃのロボットの手首は大きく作られます。強そうに見えるんでしょうか。それとも製作者が全員ゼベット爺さんみたいな老眼で、胴体に対して手首を小さく作るのを無意識に嫌がったりとか。
しかし徒手空拳の格闘家の拳はデカいですから、これに限ってはリーズナブルと言えるかもしれません。浜村淳がジェット・リーに会った時、背丈は自分より小さいくらいなのに拳だけは異常に大きかったと言ってました。昔は小柄なジェットの戦い方は参考になるかと考えて散々見まくりましたが、もうジェットも浜村も大っ嫌いです。中国バイバイ。太平洋からインド洋までの安全は日本とアメリカが守ります。支那人共は自ら汚染した土と水と大気の公害で絶滅してください。
グランセイザーに出ていたグラドルの磯山さやかが、全く慣れていないボクシングの構えをカメラに正面から取った時は、構えの甘さより拳の小ささに笑いました。モデルなので顔は小さい筈なのに、拳が輪をかけて小さい。運動してないんだなと思いました。手が小さい理由は他にもあるでしょうが、むしろロクに運動してないからおっぱい大きいんでしょうか。

刀の持ち手は使えませんが獲物は持たせたいので、素手でも自然に見えて刀も持てる、そんな表情を目指します。キットにはワンピースの平手が付いているのでそれを切り刻みます。兎に角小さいので作業の順番が決め手になります。先にピンクの手の甲を中央で割って詰めます。正方形ではなく台形の方です。前後方向には縁を削って小型化します。

指は先ず、つながっている四指を鋸で分割して隙間を開けます。鋸の刃の切り代が0.5mmなので、丁度良い感じに指を細くできます。更に先細りに削って関節の筋を刻み、外側の指から関節位置で曲げて表情を付けようとしたらひびが入りました。予想通り硬いプラスチックです。予定通りだ。初号機射出。ひびに瞬着を流し込んで硬め、ナイフで関節モールドを彫り直してから切り離します。
次に内側の指二本です。手順は同じ、曲げてひびを入れて瞬着で固めて削ったら切り離し、なくさない様に気を付けて、再接続用の芯を通す穴を0.3mmで開けます。芯は09ゲージの6E弦です。ギターの弦はタフなのでこう言う時に重宝します。
掌を小型化します。親指側以外の三辺を削り、真ん中で水平に切断して長さを詰めます。親指も小型化して関節で曲げて表情を付けます。切り離した四指を接着、瞬着補強とヤスリ整形を繰り返します。


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なぜか背中に余計な贅肉が。紙ヤスリで肉厚ギリギリまで削り落とします。大きく削るときは240番くらいの紙ヤスリが早くてラクです。限界まで削ったら、セーラーカラーが収まる形に切った1mmプラ板を貼って蓋をします。
固まったら次に脇を削って肩幅を詰めます。こちらもギリギリまで削ります。肩関節を受けるABSキャップはそのまま使うので、ABSキャップの直径で穴を開けた1mmブラ版で蓋をし、乾いたら形を出しながらプラ板とABSパーツをまとめて削ります。
首を後ハメできる様に首の脇の梁を切断します。


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最近のガンプラで気に食わない部分の一つがお尻です。腰から太腿の一番太い辺りにかけて、外装が腰みのしか存在しないのが我慢ならないのです。昔のガンプラにはお尻がありました。殆どの人型メカが、脚を前へ振り上げると太腿の天面が背面に回り、下から覗けば背面にお尻の様なシルエットが形作られる仕様で立体化されていました。
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左からフルアーマーガンダム旧キットの中の人、MG一作目、HGシェンロン、同ウイング。
これがなくなったのが正確にいつからかは分かりませんが、ABSフレームを採用してからだと思います。昨今は可動優先で、腰周りを完全にABSフレームで構成するようになり、大腿が腰みのだかひだ垂れだかの裾の線で切断されるような形で終了してしまうデザインになっています。勿論全部が全部ではありませんが、今やふとももを天辺まで作ってあるキットを探す方が困難です。
ABS股関節はよく動くんですが物足りません。関節むき出しなのが気に食わないと言うのもありますが、そこに脚が無い様な感じがなんとも落ち着かないんです。動かして遊ぶと言う商品の性格や価格を考えれば、デザインも仕様もリーズナブルと言えば言えるとは思いますが、でも何かがイヤなんです。ただ自分が昔のを見慣れ過ぎただけかも知れませんけど。

腰のABSパーツが完全に没になりますので、1mmプラ板を数枚重ねて腰部T字型ブロックを作ります。直角と平面には気を付けて、接合部にはプラ三角棒で補強します。これを削り込んでふんどしにすると、そのまま下腹部になります。厚みと形と大きさは好みで、前後も左右もウェストからヒップへのラインを意識して自然につながる様に削り出します。ボテ腹は不様ですので前はぺったんこに。
形を出したフンドシに、キットの腰パーツから伸びている、上半身接合用のボールジョイントが付いた背骨を移植します。まずボールに穴を開けて太めの真鍮線を通して接着してからボールをパージ、次にその真鍮線に更にキットから切り離した支柱の太い部分を、内側をくりぬいて履かせます。このボール付き皮被り真鍮線を、フンドシ上面に穴を開けて接続します。

両脚の接続は、3mm丸棒とBB弾と、近頃とんと見かけないWAVEのボールジョイント大で行います。フンドシには3mmの穴を水平に開け、3mm棒を通してからBB弾を突っ込みます。かなり近い位置に密着させて固定する事になりました。上面に脚の天辺が入り込む空間を確保する為、丸刀でえぐります。この作業はサイドスカートにも行います。


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ふともも
今回の山場。左もものリボンみたいな奴は要らんので削り落とし、正面から切断して膝へ向けて絞り込むように削ります。このふとももを切る時は、ABSのフレームを固定するために内側に張り出しているガイドレールのすぐ脇に、内側から刃を当てて切断します。貼り合わせて乾燥後に横方向からも同様の作業をします。最終的にガイドレールは全て切り飛ばしますが、あとでプラ板で再生します。削られて薄くなったレールは弱くて使えないのです。

内側を整えたら股関節を作ります。股関節と言いますが、正確には股関節と言う関節はありません。あるのは左右の大腿骨頭と、骨盤中央から伸びる脊椎です。人間の骨盤の真ん中にガンダムみたいな可動軸はありません。古武術家の甲野善紀氏は、骨盤を構成する仙骨と腸骨を自分の意思で動かせるそうですが、そんな人は稀です。動かせたからどうだとも思いますが、体が俊敏で柔軟になって強くなれたり、健康になれたりするんでしょうか。

縦横十字方向から切り詰めたら、大腿骨頭に当たるボールジョイントの受けを仕込みます。使ったのはウェーブのポリボールジョイント大の受ける側ですが、やっぱりもう売ってないんですかアレ。BB弾と相性が良くて重宝してたんで、この先も長く付き合いたいアイテムなんですが、他で代用するしかないのかも。兎に角プラ板にポリ製ボール受けの軸を通して固定して、位置を探りながらふとももに固定、更にプラ板で補強用の壁を作り、エポキシパテでそれらを完全に覆います。ポリパテよりエポパテの方が乾燥後の強度が上の様ですのでエポパテで。

ここでお尻を作ります。作らなくてもいいけど作ります。アニメでも女性メカだけはお尻を意識した作画になってましたから作らなきゃならないんです。このために改造してる様なもんです。微妙な曲線をにへにへしながらいじりますが、そんなに長時間の作業はできません。パパッと決めないとパテが乾燥し始めるのです。
数時間で硬化しますので、丁寧に削って形状を決定します。但し、腰に接続した時にきっちり可動するようにしなければなりません。どんなに背徳感溢れるお尻を作っても、動かなければ没です。
形が出来たらやったぜひゃっはーとは言わずに、ボールジョイントにはめます。はめたら割れました。瞬着を流し込んで固めてスペーサーにします。表面を整えたらはめてまた割れて、を何度か繰り返します。


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外装最大の難関です。人体のバランスから見て一番デフォルメが過剰で歪みが大きく、しかも形状が最も複雑な部分になっています。ふくらはぎの最大幅がふとももより小さくなる様に削る事を目標として、まず膝頭を切り離した脛を正面から唐竹割りに切断して削ります。
続いてふくらはぎを中央分割線で削って幅を詰めます。膝頭もまず幅を詰めました。その後で脛を真横から矢張り唐竹割りに切断して前後幅を詰め、側面形を出します。ふくらはぎの切断線は垂直ではなく角度を付けました。このふくらはぎを横から割った時、膝関節を後ハメするための、プラ板を切っただけのレールを仕込んでおきます。
膝頭は縁を削って形を整えました。キットで再現されていなかったS字膝を可能にする為、膝の逆方向への可動を許容する様に、接続角度には余裕を持たせました。

脛は削り過ぎました。細くなり過ぎです。少々太らせますが、ここは再度割り直してプラ板を挟むのではなく外側からポリパテを盛りました。断面形を変えるつもりで。ふくらはぎは正中線で切り詰めたせいでアールが変わってしまったので、上と下の縁にポリパテを盛って削りました。
それでも脛はもう少し太くした方がバランスが良かった様です。なんだか全身改造整形サイボーグチョンタレの脚みたいになってしまいました。ビグザムの時にも書きましたが、チョン共は前脛骨と腓骨をぶった切り、ケタをかましてボルトで接続すると言う豪快な荒業で、奇形レベルの短足を改造しますが、それに加えて重要度の低い筋肉を丸ごと切除してまで、醜い脚を細く見せているそうです。不自然に細長いチョンタレの脚はそうやって作っているそうですが、いずれそう遠くない将来、歩けなくなるんじゃないでしょうかあの連中。まあ仏像盗んだり神社に放火したり御神木に毒盛って枯らしたりしたバチですそんなもん。害獣チョンが日本の土を踏むだけでも罪なんですよ。

脛は短くすると言う手もありました。しかし胴体をこれ以上薄くできません。体幹だけが分厚くなっても不様です。体の厚みの分は脛の長さでバランスを取るしかなくなっています。これで行きます。


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足首
アホみたいにデカイ足。しかもセーラー服に真っ赤なピンヒール。どこのゲイホモSMクラブのオンナモドキ女王様ですか。そんなんがあるのかどうかは知りませんけど。そもそもこんなんで戦えるか。せめて黒か茶色のローファーにしたい。しかし、ここはいっちょー設定に準じてやるかと、渋々たっかいハイヒールを受け入れます。
ワンパーツのハイヒールをまず正中線で割って削り込みます。接着後、つま先とかかとに分割し、かかとは外側から削り込み、つま先はかかとの切断面で削ってから更に側面中央の角度変更線で分割して削り、つま先とかかとそれぞれを整形してから、中央に1mmプラ板の芯を入れて補強して接着します。更に瞬着を流し込んで補強します。
最初に分割した時、最大幅を基準に削り込んだら角度が変わってつま先がスクエアでなくなりましたので、プラ板を外側に貼ってスクエアのつま先を復活させました。甲の部分とストラップに当たる赤い部分は、共に中央で割って幅詰め、ストラップの側面形は周囲を削って出します。

この足首も小さくし過ぎました。いくら元がデカ過ぎるからと言って、もうちょっと大きくないと自然な人体になりません。とは言え目指す体型が漫画なのでこれはこれで良しとします。繊細な作業でも神経質になり過ぎると、いつまで経っても終了しません。


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スカート
背面装甲は切り離します。昭和のコントに出てくるかぼちゃパンツかちょうちんブルマの様なシルエットを作るこのスカート装甲は、六枚全て厚みを落として裏側をプラ板で塞ぎます。接続は真鍮線で。側面だけは余計な跳ね上がりを防ぐ為、コイルスプリングを使います。
前面のヘリウムコアって言うんですか、キャラメルブロックは角度を変えるために切り離しましたが、別に変えなくてもよかったかもしれません。でもナナメだとなんか調子こいた感じがイキっててムカつきますのでやっぱり水平にします。
このスカート、腰のラインを見せる為、一度ローライズ気味にセットしたらなんか不恰好になりました。ぜかましみたいになるかと思ったんですが、丈が合わなかったのかもひとつでした。なのでお尻ではなく、ちゃんと腰で穿かせます。

腰部前面の、アムロのガンダムでは耐熱フィルムと冷却材が入ってる所は正中線で叩っ切ります。しかし幅を詰めると微妙な角度がきつくなり過ぎたので、外側に0.5mmブラ版を貼って削って調整しました。胴体が短く見えないように、下へ向けて少し伸ばしてあります。中に入る赤い部品も当然削ります。


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このくらいまで贅肉を落とせばカワイく見えます。頭は改造前。
これがやりたかったガンダム尻。
膝下の違いが顕著。
今回もざっくり行きました。


基本的に全パーツが切って削って貼り直す作業ですが、削りすぎた部分は盛るか何かを挟むかになります。しかし迂闊に切り始めると取り返しの付かない失敗を犯して廃棄と言う不様な失態を演じかねません。なのでそれぞれの加工を始める前にフェイルセイフを考えますが、それは実際に手を動かすより面倒かも知れません。とは言えどんなに周到に用意したつもりでも、所詮人間のやる事などたかが知れていて、失敗は起こるのです。

以前ギターのフレットを自力で交換した事がありまして、その時は絶対に失敗できない緊張感で吐きそうになりました。作業開始前に、考え得る限りのありとあらゆるフェイルセイフを用意したつもりでいましたが、やはりそれでもイレギュラーは発生しました。結局フレットを交換し終わったギターは、蛍光灯にかざすとフィンガーボードに木槌で付けた三日月がボコボコボコボコと……演奏不能にはなりませんでしたが、思い上がりがちな自分の戒めになる程度には良い結果だったと思います。

それに比べりゃプラモなんてラクなもんで、何百回失敗したって、たった一回成功すりゃ成功です。どんなに失敗しても模型は比較的安価で簡単にやり直しが利きます。そして失敗は全てまとめて闇に葬れます。黙ってりゃ誰にも分かりゃしません。ラクなルールです。


外装は大体こんな感じ。次は関節です。




posted by 跡間シノブ at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ノーベルガンダム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする