2015年02月20日

アンドロメダマ号 4

カラーの設定画は持ってません。あるのかどうかも分かりません。昔のアニメなので画面はカットごとに色合いがまばらで一定しません。ついでに色ミスも多いです。なので好きに塗ればいいと思います。しかし翼のマークさえ複数あると言うのはどう言う事なんでしょう。YouTubeに英語字幕付き動画が全話上がっていたので何本か見て画面を確認すると、どうもオリジナルのアニメ画面ではシリーズ通して一定の様ですので、ここは元々のアニメ画面に準拠する事にします。
あのマークは後から変えられたんでしょうか。OVA王道復古では白丸に赤いドクロで、目玉部分の黒字のOJのレタリングはありませんでした。ただの黒い眼窩のくぼみです。なのでずっと赤ドクロだとばかり思っていたんですが昔の画面のは全然違ってます。百円キットのパケ絵も赤ドクロなのに。何か理由があるんだと思いますが別に気になりません。擬装用のタイムパトロールのロゴは要らないので無視します。

CIMG7090.JPG
ぶっ壊れている右手をなだめながらの作業。ベタベタアニメ塗りならラクなんですが……しかし折角のスクラッチ、少しは小マシに見える様に塗りたいわけで。単色の面積が大きいので、ここはカラーモジュレーョンでクールに決めたい所です。と大風呂敷を広げる。
紫が軽くならない様に気を付け、タイムボカンシリーズ独特の原色っぽい感じも避けます。また、同時代の悪役カラーも避けます。あれです、こげちゃ、おうどいろ、あかむらさき、ふかみどり、みたいな。
昔の悪役って大体ああ言うカラーリングですけど、あんな内装の基地とかで働いている人達は疲れないんでしょうか。外も中もきっつい色合いで、精神的に参りそうです。大抵薄暗いし。ガンダムのジオンの戦艦も内外ともにあんな色です。カラーセラピーで仕事の効率が上がる配色とかがあるんですが、なんで使わないんでしょうか悪の組織は。なんて事を分かり切ってて言います。
全パーツ塗装終了後、組み立てます。

設定画パース。
アンドロメダマ号ブログ用5.jpg
カラーモジュレーションの筈が、結局仕上がったのはただの黒立ち上げでした。
なんか暗い。紫は色ノ源を使って調色して、白立ち上げで吹くべきだった様ですが後の祭り。この状態からこれ以上明るくしようとすると白っぽくなります。昔のアニメ画面は、実は割と白っぽいのでそれでもいいとは思いますが、でもせっかく全体がどっしり落ち着いたので、これはこれで良しとしました。黄色もピンクもまとまってくれたし。全体のトーンがまとまりさえすれば一応の格好は付くのです。ちょっとくらい暗くても気になりません。どーせWeb発表しかしないんだしカメラの性能も大したことないし、何よりカメラマンの腕がへっぽこだから色がどーのったって何の意味もねーです。……気にしたら負けな気がする。
アンドロメダマ号ブログ用1.jpg
目立つ部分だけ軽くスミ入れします。エナメルとコピックモデラーの併用です。コピックモデラーのライナーを使ったのは、先にフラットコーティングをしてしまった白っぽい部分にエナメルを流したら、フラットの膜がエナメルを吸ってズズ黒くなって汚くなってしまうからです。
グラデーションはあからさまにならない程度の微妙さです。これも矢張りズズ黒くなるのがイヤだからです。下地は黒でもベースグレーとやらでもなくガイアのジャーマンです。単に好みでそうしているだけですが、世間的にはもっときっつい目のシェイディングが人気みたいです。まあグラデはきつめの方が大迫力だし分かりやすいし別にいいんじゃないでしょうかそれで。
アンドロメダマ号ブログ用4.jpg
各部品は、特に重要な部分だけ真鍮線で芯を通して補強してあります。塗装後に組み立てる場合は芯は必須です。塗膜の上から接着剤は殆ど効きません。が、塗装前は根性で合わせた各部のシンメトリーが、最終組み立てで大幅に狂いました。特に足首。あーもうなぜだ。と言っても、大きさも形もきっちり管理しないぶっつけ造形なら当然です。言い訳を探さずギリギリの落とし所を探します。なので組み立てだけでかなり時間がかかってます。で足首の角度を修正していたら右足のかかとが欠けましたチクショー。なかなか完璧には仕上がってくれません、ウチの模型は。接着の際に塗料が溶け出してはみ出したり。
しかも瞬着で固定したので、あちこち白化してしまいました。白く曇った所はマスキングしてもう一度吹きます。やらないと不様だからです。キレイに仕上げるなら手間はかかります。

グレー部分を金属色にして、白はエリマキだけにしました。排気菅の焼けだけはどうしてもやりたかったので金属色なワケです。オジャママンマークはプラ板で独立させました。他のバージョンも作れば貼り替え可能です。やらないと思いますけど。このマーク、左だけだと思っていたのに右にもある事に後から気付きました。もう無理です。同じ物を二つなんて作れません。右だけ赤ドクロにするとか。もういいです。そのうちデカール作ったりするかもしれないし、その時にでも何かやります。
名前と関係あるのか分からない目玉はクリアパーツにしようかとも思いましたが、加工がきつかったのでベタで。色々手段はあるのでクリアパーツもやってやれなくはありませんが、既にやる気は失せました。
アンドロメダマ号ブログ用2.jpg
浅めに黒立ち上げのグラデーションがかかっていますが、最後に思ったのは、ベタ塗りしてからスモークだけを吹いた方がよっぽどラクだったんじゃないかと言う事です。下地に暗いグレーを塗る事で光が透けるのは防げますが、グラデーションを黒に向かって付けるだけならスモークを吹く方が効率的で簡単な気がします。効果に大差ないし。

アンドロメダマ号ブログ用6.jpg
顔だけ彩度と明度を上げてありますが、全身にはピントが合いません。やっぱり一眼と望遠レンズでないとダメなんでしょうか。コンデジでももうちょっと引っ張れそうな気がしますがカメラマンがこんなんでは絶望的だと思います。
今更ですが画像も全体に暗い気がします。照明が弱いのか何か分かりません。アップロード後にブラウザで閲覧すると暗くなる様な気もします。事前に修整ソフトで加工すべきなのかもしれません。

イレギュラーもトラブルも続出しましたが、それでも完成です。
次に欲しいタイムボカンメカは、日の丸ロボの大巨神。どどーんと40cmくらいで。
去年あの店で100円で買ったダイオージャを芯にすれば何とかなるだろうか。
でも当分やる気ありません。


CIMG7138.JPG
なんか似てる気が。


posted by 跡間シノブ at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | アンドロメダマ号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

アンドロメダマ号 3

基本工作続行です。
CIMG7064.JPG
排気菅はそれぞれ2、3、5mmの丸棒で、一番太いのもただの削り出しです。この排気菅も二次元の嘘バリバリです。胴体は前方へ向けてテーパーが付いているのに、胴体に沿って取り付けられている排気菅だけはかなり平行に見えます。最終取り付けの段階で微調整が必要になりそうです。

後もう一つ、大きな二次元の嘘があります。主翼の取り付け角です。ねじり下げのないただの板が、テーパーの付いた円錐台である胴体に、機体中心軸と平行に、機体側面の表面に下半角を付けて取り付けられています。この主翼中央側の端には、機体中心軸と平行に補助エンジンの直方体が付きます。上下左右前後の全方向から見て機体中心軸と平行なこの角度で取り付けようとすると、主翼断面は補助エンジンの側面では斜めになります。しかし設定画では角度は付いていません。
CIMG7063.JPG
こう言う二次元上のご都合主義を逐一解消しないと、立体は完成しません。この手の嘘は手描きである限り必ず付いて回る物ですから、こう言う調整作業を実際に自分でやってみると、プラキットを含めて玩具を設計する人は物凄く苦労するんだろうなと実感します。

設計図を全く引かない弾丸スタートで作り出したため、各所で不具合が出ます。左右対称が狂ったり左右同型が狂ったり左右同寸が狂ったり。それらの不具合を修整しながら全体のシルエットを整えて行きます。
CIMG7061.JPG
気楽なギャグメカのスピード造形ですが、この修正作業には目を鍛えると言う意味もあります。ここはできるだけ気を入れます。ただし神経質になりすぎない様に注意もします。パーツが揃い、大方の表面処理が終わればリベット貼りです。リベットはサフを吹く前に貼り付けないと、完成後に触っただけで剥がれ落ちます。

リベットを貼る方法はいくつかあります。
かつてリベット煎餅と言うガレージキットのパーツがありましたが、今でもあるんでしょうか。使った事ないけど。レジンキャストのリベットが並んで整形されたお助けパーツの事です。そいつは当然レジンなので瞬間接着剤でないとひっつきません。手元にないし今回は見送りです。
今、市販されているプラ製お助けパーツのリベットは、ゲートが円周上に来ていて正確な円形が狂いそうなのでパスします。
伸ばしプラ棒の輪切りは、円形は揃いますがアタマが平らなリベットになります。アンドロメダマ号のリベットはドーム型のリベットっぽいと勝手にイメージしているのでこれもパスします。
穴を開けて伸ばしランナーを突っ込み、線香の火であぶって溶かして丸くするのは良さそうですが、大きさも円形もまちまちになりそうです。又、排気菅を作る時に3mmのプラ丸棒をあぶってもなかなか曲がらなかったと言う苦い思いを直近でしたのでムカついてパス。
はっきゅんこと89式の様なリベットだらけの戦車の表面からごっそり頂くのが良さそうです。でもウチにリベットだらけの戦車のジャンクはありません。まさか新規で購入する訳にも行かずパスです。

仕方が無いので、過去につまみ食いしたまま完成していない大量に積まれている様々なキットの、接着面に飛び出しているパーツ同士の位置合わせ用の小さなポッチリを切り取ってリベットとして使います。どうせ要らないポッチリなので心おきなく切り取れます。プラだしいくらでもあるし、戦車表面からの強奪を除けばこれが一番簡単で手軽です。
問題としては大きさがバラバラな事ですが、できるだけ同一メーカーの同じサイズの、それも近い時期に作られたキットを選んで切り取って行きます。今回はハセガワの航空機が多かったです。
CIMG7076.JPG
しかしイレギュラーも出ました。以前からちまちまと集めてもいたし、今回もかなり大量に切ったつもりでしたがそれでも足りなくなっています。しかも数だけなら何とかなりますが、アタマ周りのリベットはもっと小さい物が必要です。なので、頭部のヘリは1/24スコープドッグの余った脚とかふんどしとかから切り取り、目ん玉周りは伸ばしプラ棒で間に合わせました。
CIMG7079.JPG
このポッチリリベットは全長20cm以上くらいのモデルに使うのが良いみたいです。実際、胴体に使ったポッチリリベットはかなりオーバーサイズになっています。しかし特に今回はギャグメカですから、分かりやす過ぎるくらいに大袈裟な方がむしろ雰囲気があります。この方が正解です。そーゆー事にします。

大味で大雑把なお気楽造形ですが、表面処理を何度か繰り返して塗装に入ります。
CIMG7073.JPG
でも白いままでも魅力です。

お気付きかとは思いますが、実は一回目の記事をエントリーした時点で既に完成してます。
次が最終回。







posted by 跡間シノブ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アンドロメダマ号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月13日

アンドロメダマ号 2

実はこの一ヶ月半くらい、右手をぶっ壊してました。中指の先、爪との隙間の皮膚が裂け、時期的に回復困難に。自然治癒が見込めないので硬くなった皮膚をデザインナイフで削ったりザーネクリームを擦り込んだりしながら、出来るだけ中指を使わない様にして右手を無理矢理使っている間に手首を傷め付けてしまったわけで。キーボード打つのも辛いわアナログでまともな線は引けないわ。荒っぽい事しかできない上に何もかもが雑に。そろそろ治ってくれないか。ハシシタをあと三ヶ月で潰さなきゃならないんだ。

概形を出します。
CIMG7035.JPG
実際の模型の寸法は、胴体尾部の円の直径から決めました。使ったのは過去のエントリーにあるブサイクパルキリーの台座の円盤です。なので今は台座無しです。これに流用パーツのオーガワラノズル四発を合わせると丁度良い手頃な大きさになります。ここから胴体のサイズを割り出しました。胴体前部の円を切り出したら中心軸を通して竜骨にし、直径の違うバーベルみたいになった骨に扇形に切った0.5mmのプラ板を巻き付けて円錐台を作ります。段差はこの段階で付けます。
するとプラの厚みで尾部が半回り程大きくなってしまいました。折角の巨大なノズルが小さくなってしまうので、尾部を後ろからギリギリまで削り込んで出来るだけ元の大きさに近付けます。

各主要部分を一気にまとめて作って形を出して、全体の様子を見ます。
CIMG7044.JPG
内側の翼は1mmプラ板を貼り合わせて2mmにして使います。いきなり2mm厚の板を切るよりこの方がラクです。主翼中央の補助エンジンは箱組み、外側の翼は1mmと0.5mmのプラ板を張り合わせて1.5mm厚にし、層流翼断面に削ります。
エリマキはプラ板の薄い円筒にポリパテです。表面処理が大変なので出来るだけポリパテは使いたくありません。今回は空洞にする必要もありました。この構造は効率やらなんやらでやむなく選んだ物です。
首も頭もクチバシもプラ板の円錐台です。0.3mmを中空に巻いてから、その上に求める大きさになるまで何度か巻きます。

脚は小さいですが積層ではなく箱組みで。航空機は軽く作るのが良いとされます。こんなギャグメカでも一応航空機です。0.5mmで側面を組んで、ふたを貼ったらもう一度側面を貼って1mmにします。この組み方はあとで微調整がしやすい様です。
この脚、二次元の嘘が全開で、ただの直方体冷蔵庫ブロックにするとシルエットが完全に崩れます。腿は兎も角、スネは末広がりにしないと足首が細くなりすぎるのです。いい感じに斜め正面パース画に近くなる様に、且つ直方体に何となく見える様にアレンジしなければなりません。そう言うデザインです。
足首はガリガリ削るの予定なので1mmの箱組みで、爪先だけ積層にしました。段階を踏んで左右二つずつ作りました。後で考えれば型取りしてキャストコピーにすればラクできたのに。でもキャストは重くなるし、これでいいか。

CIMG7046.JPG
手持ちの市販お助けパーツとジャンクパーツを用意して、細かい部分も作って揃えて行きます。
モチベーション維持の為に、つまり飽きないうちにとっとと作ります。

posted by 跡間シノブ at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アンドロメダマ号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする