2016年02月18日

ガウ攻撃空母 2

絶版ではないので、再販がかかりさえすれば新品が今でも手に入ります。ガンプラは値段が上がらないので当時価格の300円です。30年前のお値段です。物価が上がらないのは大問題ですが、それに関してはまたいずれどこかで。無条件に値上げは良くない事だと思い込む国民病についても。
兎に角、あれ程にあくどいバンダイでも、さすがにガンダムにだけは敬意を払っている様で、そこだけは見上げたもんだと思いますが、それにしちゃ再販のインターバルが長過ぎる様に思います。よく再販されるのは人気が定着している定番商品ばかりで、入荷した店頭在庫にまたかと失望する事がしょっちゅうで。

ガンダム以外にも多種多様なキャラクターの版権をほぼ独占的に取得して商品化してきたバンダイが再販を渋っていたら、消費者はそのアイテムを手に入れることが出来ません。80年代のメカアニメ黄金期の商品も、90年代以降のもひとつパッとしない連中も、色々ひっくるめて相当数の版権を取った寡占状態の会社が、古くなってあんまり売れなくなったから、ちょっと再販してハイお終い又今度ね。それでいいんでしょうか。売らなきゃならないのは重々承知の上です。

バンダイが他社から金型を引き取ったアイテムもかなりの数に上っている筈です。今パッと思い付くのはイマイのマクロスシリーズとサンダーバードシリーズくらいですが、アタマに来るのはサンダーバードが92年以来、四半世紀も再販されていない事です。サンダバイヤーの去年に再販しなかった以上、もう二度とやらないかも知れません。
今井科学のサンダーバードシリーズの金型をバンダイが引き取って再販したのは1970年辺りだと聞いています。80年代にも再販されています。オークションなどを覗いても分かりますが、80年代のロットなら相当数が世に残っている様です。しかしその後、92年を境にふっつりと途絶えました。60年代の化石の様なキットをほぼそのままの形で販売するのは、手間やコストが大変なのかもしれません。ファン層の高齢化からも、最新ガンダムの様に大量には捌けないでしょうし。ですが価格の面から言えば、据え置きのガンダムと違って、定価を時代時代で相応に引き上げて行っておきながらコストがどうのインカムがどうのと言う言い訳は通用しない筈です。何かそれ以外の事情があるんでしょうか。申請が面倒臭いとか。人権侵害で訴えられるとか。国際救助隊は韓国人を助けないニダとか、新シリーズにチョッパリは出てるのに韓国人が出ないのは差別ニダ、韓国人を出すニダとか言って。……連中のいつもの手口なので本当にやりかねないのが物凄くイヤ。

ガンダムは特に、事実上バンダイが独占しているのですから、企業としては一度世に出した自社商品には責任があるはずです。生産し続けるに当たって、他社製品と比べられる事も無く、特に不都合もないでしょうし。あるとすれば値段を無理矢理据え置いている事から生じる輸送コストの不釣合いですか。しかしそれなら、客に断って値上げすれば良いだけの話です。もうこの値段では無理なので値上げしますと。ファンもごく一部を除いてアホではないので納得するでしょう。何もガンダムだけは経済成長するなとかデフレを継続させろなんて朝鮮民主党みたいな事は、旧キット購入層なら言わない筈です。その人が共産党とか連合の会員とかでなければ。


ダラダラ能書きタレててもしょうがないので好い加減作ります。ウチは言わんでも良い余計な事ばかり愚痴っている文字だらけブログです。文字数対画像数比は、模型ブログでは日本一じゃないかと自負しております。前回のエントリーが原稿用紙換算で28枚あった事を後で知って、我ながら呆れました。しかし30枚以内ならショートショートと見なされますので、30枚を超えるまでは反省なんかしません。……20枚だっけか。いや確か火浦功が30枚だって言ってた。多分。
英語で書かれた海外の模型ブログとかアート系ブログなら文字だらけの所が多い様に思いますけど、どうなんでしょう。英語圏には書きたがりな人が多いんでしょうか。ネット上に書かれた言語は英語に次いで日本語が二番目に多いそうです。それも三位以下をぶっちぎりで引き離してツートップだとか。英語人口が10億人以上、日本語は日本国民しか使わないから日本語人口は1億チョイ。つまり日本人は平均して英語圏人種の十倍くらいネットに書き込んでいる事になります。ウチのせいじゃないから。多分。

新規キットが発売されていないので、最新キットレビューです。写真撮っとくのをほとんど忘れてしまったので、今回は途中写真かなり少なめ、加えて画像と解説文の位置とがてんでバラバラです。説明すべき所に限って画像が無かったりします。まあ旧キットの改造作業の解説文なんて、実際に手を動かすモデラーでもない限り退屈なだけですから、少ない写真だけチラチラッと見てもらえればいいです。作る人ならそれで大体分かると思います。分かんなくてもこれ見て同じ事やるなんて人は多分いないでしょう。
それに作る人だって、どうせならガウなんて不人気メカじゃなくて、もっと人気があって目立つカッコイイの作ると思います。贔屓のキャラが運転してた奴とか。ジェットコアブースターとかアイナの乗ってたドップとか。アルト機とかオズマ機とか。



ガウ攻撃空母6.jpg
何ともカワイイ旧キットのガウ。デフォルメされてないのにSDみたいです。手元にあるのが新品ではなく昔作ったジャンクなので、自然とレストア記事になります。再販の時に買っとかなかった自分が悪いんです。まんだらけで200円のを見付けた時も。自分のバカ。イヤ何かもう持ってるし要らないって思ったんですその時は。嘆いても手遅れ、もう店頭にはありません。でも部品点数が極端に少なく、シルエットも単純なメカなので、新品キットを改造するのと大差ありませんでした。使えないパーツがどの辺りかも、大体決まってますし。
無理せず分解できる所までバラバラにします。ガッチリひっつけてある垂直尾翼は外せませんでした。

ガウ攻撃空母7.jpg
翼から行きます。ワンピース成型の機体上面を片側三箇所、左右合わせて六ヶ所で切断します。機体下面も位置を合わせて同様に切断します。分割されたそれぞれの部分の上下を通常のプラ用接着剤で接着して貼り合わせ、乾燥したら大まかな位置を決めて、てきとーに切った1mmプラ板を骨にしてつなぎます。この時点で互いの部位をどの位置で合わせるかが、最終的な全体のシルエットを決定します。冒頭の選択肢でエンディングまで決まってしまうシナリオは悪質な気がします。ディスク二枚半残してバッドエンド確定と勘付いた時は、さすがにそれ以上やる気がしません。今回は主翼後縁で合わせました。真上から見た時に主翼後縁が一直線になる様に。

骨が固まったら肉を貼ります。矢張りプラ板です。このプラ板は完成予定の輪郭よりも皮一枚分小さく貼ります。このあと盛り付けるポリパテを削り込んだ時、ポリの中からプラが露出する部分があると、材質ごとの収縮率や変形率の差で境界がばっくり割れる事がよくあるからです。なので一つの面はできるだけ単一素材で覆ってしまうのが吉です。
新しいポリパテはジューシィで使い易いです。求める形を狙いながら手早く盛り付け、硬化したらかなり粗い紙やすりで余分な肉を削り込んで、翼の概形を出します。荒削りの作業でも金ヤスリより紙やすりの方が、模型工作はし易いです。金属のヤスリはあまり削れる感じがしません。すぐ目詰まりするし、パーツには余計な傷ばっかり増えて。
ポリパテ作業の時はいつも思います、なんて無駄が多い造形材料だと。大きく盛って派手に削る、削られた部分は再利用できない、それも大量に削る、しかも何度も繰り返す。盛り上げて最終的な形を出すタイプの造形材料なら、それに見合った作り方をすれば経済的に工作できるのに。しかしメカモデラーは殆どが削り派です。紙粘土を盛り上げてロボット作る人とか見た事ありません。たまに見かけるファンドの魔術師みたいな人でも、メカを作る時はヤスリを使うものです。人形師の人はどうなんでしょうか。何もかも盛りで作れる人はどれくらいいるものなんでしょう。ローゼンメイデンの槐も、最後は棒やすりで顔面削ってましたけど。


大幅な翼幅拡大工作と同時に進めるのが、各部エッジの削り込みです。当然やります。特に今回は設定1/1200と言う、SF的にも飛行機模型的にも稀に見る巨大航空機です。縮尺があり得ない事になっているので、プラの厚みは絶対禁則となります。

目立つのは何と言ってもエンジンの前後。特に前部空気取り入れ口のスノコは、今回計るのを忘れたプラの厚みが、コアブースターのキットと同じ1.8mmとして単純に1200倍すると、一枚一枚が幅2メートル超の壁です。その天井でアーチを描く外板も矢張り、2メートル以上の分厚い壁になっています。幅2mあれば、壁画が描けます。物凄く軽い材質で作られていたとしても、これでは離陸は厳しいでしょう。

前部スノコは全て切り飛ばして無かった事にし、アーチだけを内側を削り込んで使います。貼り付けるのは当然主翼の形が出来上がってからになりますが、中のスノコだけは塗装終了後、一番最後に詰め込む様にします。スノコを薄くした分、丸見えになってしまう奥の壁を真っ黒に塗りたいからです。

エンジン後部の縁も内側を削ります。外から削るのもアリかと思ったんですが、主翼を大きく伸ばすので、上下のボリュームは減らさない事にしました。中の円形のノズルをまとめて貼ってある楕円の板は、一応分解して外せはしたんですが、エンジンの縁の削り込みで大きさが合わなくなります。幸いノズルはお助け市販パーツがたまたま手元に3シートもありました。ブラウ・ブロの時の余りです。従ってここは丸ごと自作です。

前部のドップ発進口も同様に削りますが、こちらは奥の壁を切り飛ばします。そして更に奥に改めて壁を立てて、内部空間を演出するっぽい奥行きを作ります。発進口の縁三辺を薄くする事と、内部の広さを演出する事で、何となくドップくらいなら飛び出せそうな感じこそする様にはなりましたが、キット付属のドップは残念ながらオーバーサイズで入りません。正しくはこの発進口の方が小さいです。ドップは悪くありません。気にしなくていい、キミのせいじゃない。着艦も考えれば、この発進口のサイズは最低でも倍は必要です。

エンジン前後とドップ発進口、それらの奥で黒く塗る部分はプラ板で作って後貼りにします。直接筆で塗り分けるより、この方がラクです。先に作ってしまえば後でラク出来ます。若い時の苦労は買ってでもしろと言うのはこう言う事です。若い内からラクして良い目見る事を覚えて味をしめてしまうと、ゼンカモンの様なクズ犯罪者に成り下がって牢屋に入れられるのです。早い段階から甘い汁を吸う事に慣れた奴は、肉体も精神もブクブクに太ってブタになります。ブタはブタ箱に入れられます。汚いカネを稼いだ奴は、臭いメシを食わされるのです。食う側にいさせてもらえるならまだよっぽど良い方です。ブタの最終的な終着駅は屠殺場です。

ガウ攻撃空母7-2.jpg
胴体に移ります。大幅なシルエット変更はしませんでした。オリジンみたいに前後に伸ばす必要はありません。ガウの胴体はむしろ寸胴の方ががらしいです。テールブームくらいは伸ばしてもいいかと思いましたが、ナウシカのバカガラスみたいな雰囲気が欲しいのでそれも無し。ただ後縁中央部が何となくぼんやりとダルいので、そこだけは薄く鋭く出来るまで僅かに伸ばす事になります。結果的に垂直尾翼の真下辺りの形がまとまりました。

シャアのコムサイが着艦した後部デッキの壁がまた、他にも増して壮絶な厚みです。なぜにこんなにも厚いんでしょう。人間が通れるくらいの幅のキャットウォークでも入っているんでしょうか。謎の通路があるホワイトベースのモビルスーツデッキみたいに。当然ここもペラペラにします。
勿論その下に付いている整流板も削ります。これは破損防止のために、接着時に0.5mmの真鍮線を通しました。指示を無視してかなり水平に近い角度で接着しましたが、それでも壊れやすそうです。なのに薄くする。厚さ2メートルの整流板なんて無いのです。F-15イーグルの実機の腹に付いている整流板は剃刀の様です。

前部モビルスーツデッキのハッチは元から別パーツです。ここは気が利いています。折角なので取り外し式に。もちろんハメコミ式です。開閉なんて無理。胴体側内壁を限界まで削ってから、その壁に沿わせて曲げた0.5mmプラ板を、瞬着でハッチの方に貼り付けます。このプラ板をのりしろにして脱着式にしました。したんですがその結果、内部を作らねばならなくなりました。やるんじゃなかった畜生。

コクピットはキャノピーをくり貫きました。電飾します。小さいのでどうせ見えないコクピットフロアの床と壁をプラ板で作り、LEDでは強烈過ぎるのでムギ球を一発仕込みます。何となくぼんやり光るくらいが理想です。電源はボタン電池内蔵式に。これもプラ板で電池ボックスを作りました。胴体内に広大な開きスペースがあるのは、旧キットのアドバンテージです。
コクピット同様に、メガ粒子砲とかエンジンノズルとか、ニューヨーク市街戦の時に光ってた部分は光らせたかったんですが、素組みならともかく、翼を大改造したのでやめときました。やってできない事もなかったと思いますがキツ過ぎます。主に精神的に。そこまでやる気力はありませんでした。
キャノピーを無色透明パーツ化する事もサボりました。くり貫いた部分を、塩ビでもアクリル樹脂でも何でもいいから形にして埋め込む工作を、なぜか完成するまで全く思い付きもしなかったわけで。

実は悪質な風邪をひいてしまい、調子の悪い日々がかなり長く続いていました。病院に行くほどではなく、薬も必要ないのに、ただ何となくだるくて、アタマがボーっとして冴えない。痰が絡んで咳が止まらず、でも熱も頭痛も殆ど無い。性質の悪い病気とはこう言うのです。ズルズルダラダラ長期間居座られ続けました。原因は風邪だけではなく、いつもの肩凝りとストレートネックが誘発する頭痛もあるみたいですが、風邪さえひかなきゃこんな事にはならなかったでしょう。このガウはそう言う半病人状態での工作です。なので所々で力尽きてます。

これを書いている時点で、まだ本調子が出ていません。今冬の風邪は極めて悪質です。強い敵より、弱い癖にしつこいクズ共が一番神経を逆撫でします。被害者ぶってカネカネ言うゴミ虫が。日本に頼らなきゃ何も出来ないってんなら、無理してオリンピックなんかやろうとせず、原始時代に戻ればいいんですよ。戻してやるから。日本人が責任持って。
こちとら激怒計の針がもうとっくにレッドゾーンに入って振り切っていますので、電気屋街でニダニダしている黒縁眼鏡のヘルメットアタマを見かけた時などは本気で殺すつもりで睨み付けるんですが、すると連中すぐさま目を逸らして下向いて路肩へササッと逃げます。本当に。自覚はあるんですあいつら、てめえらが何をしてきたか。それが尚の事ハラ立つ。ムカつくチョンを見かけた時は是非お試し下さい。下等生物に身の程を弁えさせましょう。半端にではなく、本当に心の底からぶっ殺す気で睨む事がポイントです。間違って会話なんかしたら訴えられますので、チョンが何か言いそうな時は無言で記憶を失わせるまで殴ってください。


形状的に単純なので、ヤスリがけはラクです。アタマも殆ど使いません。ただめんどいだけです。表面処理を二、三回繰り返し、あらかた整ったらスジ彫りになります。1/1200の機体にスジ。あり得ません。見える筈がないんですこのサイズでパネルラインなんか。0.1mmのラインをけがいたとして、1200倍だから12cmの溝です。実機の表面にそんなバカデカい溝なんかありません。それでも彫ります。これはあざとい演出ですから。
最近流行の全身亀甲モールドではなく、二次大戦風の無骨な感じで行きます。でもそれだけだとやはり物足りない気がして、実用感を無視したただの模様の様なラインも付けました。いっそ完全に二次大戦風味でやってしまっても格好良かったかも。オーガワラメカには鉄とアクリルの臭いがありますから。何度もアタリを取って目星を付けます。あまりムキにならず、スケールと実物サイズから丁度いいと感じるくらいの分量にします。

道具はいつものPカッター。今時これで彫る人ってどれくらいいるんでしょう。Pカッターでポリパテに線を彫るのは大変です。B-29の時にも思いました。硬化後にスジ彫りし易い造形材料が欲しいと。それもPカッターで。タガネとかキサゲとかは良さそうですが、いまだに使ったことがありません。僕は割とどーでもいい要らん何かが、他の人とは違う方向に偏屈です。
しかし今回はどう言う訳か、割とすんなり綺麗に彫れました。いつもならもっとゴリゴリひどい失敗をするのに。なので修整も少なめで、このスジ彫りだけは手早く作業を終了できています。何だったんだろう。単に切れ味が鈍っていたとか?

最後にランディングギアをどうするか迷いました。超巨人機なので、胴体下面に二十四輪くらい並べたい所です。劇場版一作目の、シャアのシャワーシーンの直前に映る着陸中のガウの胴体の下には、車輪らしき影が見えます。アレ多分車輪です。しかしブツがない。余りパーツを掻き集めても形と大きさがまちまちで、とても数が足りません。仕方がないのでタイヤは引き込み式、飛行状態と言う事にして、脚柱格納庫のスジだけ彫りました。本当は固定式のむき出しが良かったんですが、まあ贅沢は言うまい。実際の画面に映っている車輪もやっぱり、画面を見るに引き込み式ですから。

ここで一旦工作を終了して、全体を塗装します。

ガウ23.jpg







posted by 跡間シノブ at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ガウ攻撃空母 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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