2016年01月09日

タイ・インターセプター 1

議会は機能しなくなっていました。与党議員の誰も消費税に反対しない程に。
資金源が枯渇した日本共産党が寝返ったせいで、大阪市で違憲条例が可決されそうな程に。
http://hosyusokuhou.jp/archives/46507940.html

あまり語られないスターウォーズの話。
惑星コルサントを主星とする銀河共和国とは、いわば国連の様な存在です。セクターと呼ばれる各星系は、それぞれの代表を一名ずつ元老院議員として議会に送ります。議員は当該セクター内の数百の惑星の代表として元老院に参加し、議論を重ねます。スターウォーズ世界の元老院とは、銀河共和国の議会の事です。なぜ元老院と呼ぶのかは分かりません。今期に二期が放送されるGATEでも国会の事を元老院と翻訳していました。

代表が話し合いで諸問題を解決する元老院は民主的な政治形態ですが、議員数が1024名と多く、また各々の議員が代表するセクターに属する惑星の数も多い為、意思の統一が極めて困難であり、議決に時間がかかりすぎると言う欠点がありました。そして長きに渡って汚職議員が増え、官僚は増長して、元老院は次第に腐敗して行きました。

元老院議員に賄賂を渡していたのは、主に各種の企業連合です。通商連合、コマース・ギルド、テクノ・ユニオン、銀河銀行グループ等があります。彼らは今で言う所のグローバル企業の連合体で、国家や星系の枠組みを超えて商業活動を行っていました。ただ我々が知っているグローバル企業と違うのは、彼ら企業連合は私設軍隊を持っている事です。
銀河系全体を交易するに当たって、辺境の惑星と貿易を始める際に関税はじめ様々な取り決めが行われますが、それには私設軍を以て武力で制圧してグループの参加に収めるのが最も手っ取り早いのです。しかし常に暴力的な外交をしていた訳ではない様です。特に通商連合などは慎重な臆病者の集まりですから。

人々はやがて、結果の出ない議論を繰り返すばかりの元老院をあてにしなくなり始めました。いたずらに時が経つのを傍観するかと思えば、やっと出た結論は骨抜きの玉虫色で、軍事力を持たないために実行力が伴わない銀河共和国議会の決定は、共和国加盟星系の住民を失望させるに十分だったのです。
一方で、迅速な決断と実行力を持つ企業連合の存在は人心を捉え、実権を拡大して行きました。各星系の賛同を得る様になった企業連合は、元老院に代表を送るまでになります。企業集合体が国家に匹敵する政治力を持ったのです。

企業が政治に関与する様になれば、当然腐敗が進行します。政治の腐敗とはつまりカネ、賄賂です。企業は議員に賄賂を渡して自社が有利になる法を通させ、それで儲かったカネをまた議員に渡し、また次の自社優遇法を通させるのです。更に、各企業連合は議会に代表を送っていますから、彼らが自社の利益の為だけに自ら発言する事も可能となっていました。もちろん内容は巧妙にカムフラージュして。元老院は何千年と言う長い時間をかけて、誰の目にも明らかなほどに頽廃して行きました。



議会が腐敗し、硬直化弱体化して行く中、逆に勢力を伸ばしつつあった企業連合の一つである通商連合は、辺境の惑星ナブーとの交易ルートを開拓しました。今回彼らは通常の外交手段を無視し、私設ドロイド軍を使ってナプーの全ての通信と交通を遮断してしまいました。通商連合はいつもは臆病ですが、ナブーを相手にしたこの時だけは、なぜか強気でした。

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元老院のバローラム最高議長は、惑星ナブーを武力封鎖した通商連合との交渉に、大使としてジェダイ騎士二名を送りました。しかし交渉はなされず、通商連合は二人のジェダイの抹殺を謀りました。更に、彼らに指示を出している黒幕の命令で侵略軍を編成、ナブーへの武力侵攻を開始します。
占拠された宮殿にて身柄を拘束されたナブーの若き女王アミダラは、通商連合の侵略協定書へのサインを断固拒否、抵抗の姿勢を見せますが、近衛兵しかいないナブーの戦力では多勢に無勢でした。先の二名のジェダイ、特にクワイ・ガン・ジンはこの異常事態の背後に何かの陰謀を感じ、アミダラを元老院がある主星コルサントに直接送りました。通信が途絶している以上、本人が直接行くしかなく、また通商連合の一連の行動から、留まっていればサインしようがすまいが確実に殺されると読んだからです。

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コルサントに着いたアミダラは、ナブー選出のパルパティーン議員と共に元老院に出席しました。しかしパルパティーン議員から事前に教えられていた通りに議会が頽廃していていた事に、アミダラは失望しました。官僚が増長し、議員は汚職にまみれ、議論は全く進まず空疎な言葉遊びに終始する始末。今この瞬間にも自国の民が虐殺されているかもしれないと言うのに、元老院は有効な手立てを打てません。
パルパティーンが言うには、現状を打破するにはバローラム最高議長の不信任案を提出して、より実行力のある議長を選ぶか、裁判所に訴えるか、それとも通商連合の侵略協定書にひとまずはサインするか、そのいずれかしか無いとの事でした。しかしバローラム最高議長はナブーの最有力協力者であり、裁判は元老院よりも時間がかかり、協定書にサインするなど以ての外です。アミダラはここへ来て手詰まりになりました。

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しかし、通商連合の犬である腐敗官僚に隣で耳打ちされて、不様にもアミダラの目の前で官僚の傀儡と成り下がったバローラム最高議長の有様を見て、アミダラは腹を括りました。最高議長の不信任案を提案したのです。それはアミダラが元老院を見限ったと言う事でした。
最高議長を日本で例えるなら言うまでも無く内閣総理大臣です。国連事務総長の方が立場的には近いですが、見る限りアホのパン君と言うよりは、どちらかと言うと我が国の首相に近い印象でした。バローラム最高議長の個人的な発言力や人のよさそうな風貌などがそう思わせたのかもしれません。すぐ側に国賊官僚も従えていますし。

これを受けて元老院最高議長の選挙が始まりました。会議こそ進まないものの、この辺りは迅速に運営されている様です。議長候補にパルパティーン議員が推されました。対立候補もありますが、現状から同情票が集まる事は必至で、パルパティーン議員の当選は確実でした。共和国の民主主義が機能していない事を思い知らされたアミダラはコルサントを去り、母星ナブーに戻りました。

グンガン族のジャー・ジャー・ビンクスの協力で、海中に逃れていたグンガン族と共闘し、ナブーを侵略していた通商連合のドロイド軍を破り、ナブーには平和と、元老院最高議長となったパルパティーン議員が戻りました。ナブーを侵略するように通商連合に命じた黒幕ですか? もちろんパルパティーン議員その人です。彼は自分が元老院最高議長の座に座る為に、通商連合にドロイド軍を使わせてナブーを侵略させたのです。


アミダラ一行がタトゥーインでまだ子供のダース・ベイダーことアナキンと出合ったり、中盤の見せ場のポッドレースに参加したり、ジェダイに対立する暗黒卿シスの刺客ダース・モールと戦ったり、ジェダイマスターのクワイ・ガン・ジンが殉職したり、パドメとアミダラが入れ替わっていたり、パドメを慕いながらもアナキンがジェダイの修行に入ったり、主役メカや格好良いいメカが一つも無かったりとか色々ありますが、スターウォーズ第一話 見えざる脅威は、最も大きな筋を見ると大体こんな感じです。

その後パルパティーン最高議長は、平和路線を装いながら影でクローン軍団を創設し、ジェダイ騎士団の危機に非常時大権を手に入れてクローン軍団を公に受け取り、クローン戦争を始めます。そして任期が切れた後も最高議長の座に居座り続け、非常時大権を手放しません。そしてついにオーダー66を発動、腐敗した共和国を解体して銀河帝国を設立するのでした。

平成トリロジーの中で最も印象的だったシーン。
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"So this is how liberty dies... with thunderous applause. "

スターウォーズで銀河帝国が幅を利かせていたのは僅か25年間くらいです。それまでは共和制でしたが、自由とは名ばかりの混乱と混沌が横行する世界でもありました。海賊やならず者達、ギャングにマフィア、あらゆる暴力と欲望が蔓延しており、ナブーの様に平和で温厚な星も多々あったとは思いますが、ジェダイ評議会の目の届かない所ではズルし放題、悪い事やり放題、自由と引き換えに、そんな銀河だった様です。

初代銀河皇帝は、帝国を建国した事で、銀河全体にある程度の秩序をもたらしたとも言えます。やり方は恐怖政治でしたが、グローバル企業連合の形振り構わぬ汚いゼニ儲けや、それらに対策を打つ所か多額の賄賂を受け取っては国を貶めて悦に入る、堕落し切っていた売国国会議員などが放置し続けた我が国の乱れを、曲がりなりにも整えたのが銀河帝国なのです。

現在我が国にはジェダイはいません。グリーンカードを取得済みで日本国に納税すらしてない政商が民間議員を名乗って日本を不幸にする政策を総理大臣に進言しても、それを首相が鵜呑みにしても、違憲立法であるヘイトスピーチ規制条例を地方議会が可決したとしても、誰もお仕置きできません。警察はパチンコ屋の味方です。自衛隊は特地であのザマです。三島が腹を切っても、コミケのネコミミの言ってるのが今の自衛隊です。

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やりすぎて幕僚長に怒られたそうです。





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恐ろしくて見に行く気になれない新作をほっといて、去年ハシ公追放決定直後に行ったまんだらけで箱つぶれ600円で購入したMPCのタイ・インターセプターに手を付けました。

タイ・インターセプターは、第六話 ジェダイの帰還にのみ登場する銀河帝国軍の機体です。第二デススターの守備隊機で、その名の通りの要撃戦闘機です。帝国軍で随一に格好いい飛びメカです。総登場秒数は60秒くらいでしょうか。Bウィングよりは長いと思います。

スターウォーズはメカ人気が大きい作品ですが、結局最初のトリロジーに登場したメカが一番格好良くて、その後これと言った目玉がありません。今度の新作には昔メカがリデザインされて登場します。しかし元のデザインを超えるアレンジが一つもありません。矢張り最初のデザインが完成されていたと言う事でしょう。余計な手を加えても悪くなる一方です。

しかし全く新しいデザインに良い物がないのはどう言う訳ですか。ちょっとマシかなと思う程度の物はあっても、理性が吹っ飛ぶくらい惚れ込むアイテムはただの一つも無いのです。さすがに見る気も失せます。でも第一話だけはアナキンとナタリー目当てで見に行きました。今度の人はちょっと……まあナタリー・ポートマン以上の美少女となると、そうはいませんけど。

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謎の脚付き。三作目公開時の旧キットです。ファインモールドじゃないのは単に手元にあったからです。ファインモールドのタイ・インターセプターももう店頭には無いと思います。今の主流はバンダイですが、コイツはまだキット化されていないみたいです。

MPCスターウォーズキットの良い所はパーツ数が少なくて簡単な事と、デカい事。ファインモールドもバンダイも出来はいいんですが小さい。置き場所に困らない反面、物足りません。また殆ど改造しなくていいのは利点ですが、出来が良い分、誰が作っても綺麗に同じ形に仕上がります。ラクはできても詰まらない。ハイディーテイルな高額キットはどれも大抵そんなんです。

しかしだからと言ってMPCを大改造すると地獄を見ます。プロップと食い違う所だらけで、水平垂直が歪んでいる部分や、表面がツライチにつながらない部分なんて当たり前にあります。正確さなんて最初から考慮されていない、ガキ向けハメコミキット、言うなれば安物のオモチャなんです。

ですがその分、作り手の性格が大きく反映されます。ラクに作ればラクな仕上がり、凝って作れば他に類を見ない凝った作品に仕上がります。やるかどうかは別として。そんな修羅の道。折角デカいんだから徹底改造で、そんな野心は一生に一回くらいでいいと思います。

今回はメインエンジンの電飾だけやろうと考えました。















posted by 跡間シノブ at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ・インターセプター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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